見た試合3つ(サッカーだけではなく)

 

試合1 将棋

 里見香奈女流五冠のプロ棋士編入試験第2局を見ていました。世間的にも注目が集まっている試合なので知っている人もいるかも。

 ですが、一応シチュエーションを説明すると、女流棋士の中では最強であり、棋士に交じっても遜色ない成績を上げている里見女流五冠がプロ棋士資格ゲットを目指して挑んでいるという試合。プロ棋士と5戦して、勝ち越せば晴れてプロ棋士になれます。そしてなれば史上初の女性のプロ棋士が誕生する。

 

 ……ただ一発の悪手で形勢を悪くしてしまった里見五冠が、――そのあともいくつか逆転のチャンスがあったんだけどそれも逃し、最終的には一方的にやられてしまうという苦い一戦になった。

 問題の一手は、ちょうど仕事が佳境だったタイミングだったので見れてなかったのですが、まさかこんなことになるとは……。

 

 最後の最後まで粘って受けを続けるのが切なくてなんか見てられなかった。かかっているものが大きすぎる試合は見るだけでもすごい、カロリーが……。

 

試合2 ぷよぷよ

 ぷよぷよ最強リーグ2022 season2 Day10の優勝決定戦、マッキーvsmomokenを見た。

 これまでぷよぷよ界に君臨していて、もうほぼ誰も勝てないといった状況だった王者「ももけん」を最近「マッキー」が何回も倒していて、今界隈は2トップ時代。この試合、5本差をつけてマッキー選手が勝てば総合優勝だが、いくらマッキーはmomokenと戦えているとはいえ、5本差というのはかなり厳しいのではないか……。といった構図の試合である。

 

 おたがいが権謀術数を張り巡らせて長いやり合いののち片方がぎりぎり上回った……! みたいなマッチの直後に、相手が対応できないタイミングで一撃入れてそのまま短時間でさっき負けた方が反撃勝利、試合を振り出しに戻す、――みたいな展開が何度かあったり、もうなにもかも激熱でした。

 

 終わりかたもすごかった。

 

試合3 サッカー

 他ジャンルでいいゲームを見るとやっぱり戻ってきてこっちも見たくなってしまう。それが俺のホームスポーツ、サッカー。

 

 ひさびさに見た日本代表の試合だったけど、ワールドカップ本大会に希望が持てるようないいプレーをしていて良かった。

 

 サッカーでは、自陣からパスをつないで攻撃を組み立てるというチームプレーがそこそこ重要で、そこについて「アメリカはできてるけど、日本は相変わらずできないなあ…」など思っていたんだけど、よく考えたら本大会でつないでても多分あんまり意味ないので、カウンター戦術を試すのは正しい。

 一方アメリカは組み立てのミスから失点していて、……これが怖いんだよなあと。

 

 久保選手は開いた位置でもプレーできて、キープ力もあるので使い出がよさそう。どうしても中央でプレーすることにこだわる南野選手より序列が上がったのではないでしょうか。

 終盤スペースがある状態で投入する三苫選手や堂安選手のめどが立っていたのも良好! とくに堂安選手はいいアピールをしたんじゃないでしょうか。VISAも喜んでいるぞ。