最近一番信頼しているUGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)の手になるこれまで盲点だった素晴らしい企画 ほか

 

75ビール

75BEERピルスナー

 このビールを飲みました。僕はクラフトビールをあまり信用しておらず*1、県産品もそんなに信用していないため、「沖縄県産大麦使用のクラフトビール」という、情報を楽しむだけの商品だろうと思っていたのだけど、めちゃめちゃおいしかったです。

 

 クラフトビールってやっぱり「違い」を出さないといけないので、「まあおいしいけど2杯目はいいかな笑」となるような仕上がりになっていることが多いと思うのだけど*2このビールはその辺いい感じに謙抑的で、しっかりとプレミア感がありながらふだん使いもできる飾り気のないビールになっている。

 

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 スタウトやIPAはもうちょい色物っぽいので、しばらく静観すると思うが、でも、この調子だとこれらもふつうにおいしいのかもしれない。飲むときたのしみです。

 

最近一番信頼しているUGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)の盲点を突いた素晴らしい企画

 このDAZN*3放送開始前カウントダウン画面みたいなサムネイルをしたこの動画が、僕が最近一番信頼しているUGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)による、これまでのサッカーメディアがまだ見つけていなかった素晴らしい企画である。

 

 「背番号」に着目して、どの背番号がいちばん選手の市場価値の平均が高いか、をリサーチする。

 ……すごくいいアイディアだ。だれでも元データにアクセスできるし、「背番号ごと」というのが意外と盲点で結果がどうなっているのかとても気になる。見ながら予想をしているだけでもかなり楽しいし、わくわくする。そのうえ、ゴール数とか企画の枠組みを他のスタッツに展開することも可能だし、時間とともに結果も変わるものなので毎年できる。これはサッカーメディアの定番企画になっていくのではないか。

 

 個人的にはふつうにリーガやJでの結果も気になる。セリエとかはかなりプレミアとはトップの番号の顔ぶれが違うのではないだろうか。

 

ソーラー・アップドラフト・タワー

 というかなりかっこいい建物を知ったので、みんなも知ってほしい。砂漠に塔を建てて、地表の温まった空気が上空へ上がっていくエネルギーを利用して発電するという建物である。

 

発電時に燃料を用いない。
発電時にCO2を排出しない。
蓄熱機能があり夜間も発電可能。
構造が単純で保守性が高く維持費用が小。
太陽の直接および散乱光を使用するため曇天時でも発電可能。
太陽光発電では利用できない太陽の赤外線エネルギーも利用可能。
太陽光、太陽熱発電で必要なガラス洗浄用の水を使用せず、砂漠の設置に有利。
太陽光発電風力発電と異なり短時間出力変動が少ない。
温室としても利用でき、砂漠の緑化、砂漠化防止に有効。
巨大な設備が観光施設となる。

 ざっくりこういう利点があるらしい。

 

日射量が1950kWh・m-2・年-1以上の場所に限られる(サバンナや砂漠地帯に限られる)
発電効率が低く広大で平坦な敷地が必要。
初期投資コストが高い。
地震、嵐、竜巻、砂嵐、雹・霰、大雪などの自然災害に弱い。
航空機の飛行障害、景観問題。

 こういう難点もあるという。

 

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 Wikipedia記事にはコンセプトだけでなく技術的にちょっと細かいところも書かれていて、読みごたえがあるし、普及したらどうなるだろうみたいな創造力が膨らむ。なんかこうSF作品とかで、大気組成とかはいいけど主星に近すぎて人が住めない砂漠の星にこういう塔だけがずっと立ってる……、みたいなシーンとか出てきたらかなりかっこいいと思う。

*1:なんやかんや大手メーカーのレギュラー商品のほうがおいしいのではないかと思っている。理論にも体験にも裏づけられていない、偏見です。

*2:理論にも体験にも裏づけられていない、偏見です。

*3:値上げをするかもしれないらしい。