飽きかけてる料理メニュー

 

 食べものってどういう周期でみなさん食べてますか? 僕は一回「このメニューいいじゃん!」ってなると何か月かずっとそればっかりを食べつつけ、一回飽きたらぱたんと食べなくなるんだけど、そのあと、もし思い出すことがあればまたはまっておなじものばっかり……、というような食生活をしている。

 

 けっこうこういうひとは、僕だけじゃなくていっぱいいるみたいですね。進化心理学的に見てもこういう食べかたは生存に有利らしい。*1

 

 いま「それだけ食べる期」のまっさかりにあるのはたとえばこういう料理。今回はさいきんサイクルの終わりにさしかかった料理の思い出話をするので、このブログの平均を50くらいとすると、62点くらいの面白さの回になると思う。

 

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サイクルの終わり食べもの1:肉麺

 生めんと濃縮スープを買ってきて、家ラーメンをするのがけっこう好きなのだけど、ふつうにゆで卵やもやしやほうれん草をトッピングにするのではなく、「茹でた豚こまorロース(薄切り)」を麺の上に大量投入するのが「肉麺」である。

 

 スライス豚肉に味をつけるのは面倒なので、塩を入れた湯でゆでる*2くらいだ。その代わりスープはかなり濃い目に薄める。野菜やその他のトッピングをのせてもいいのだけれど、個人的にはコンセプトがぶれるのでのせない。

 

 牛丼の麺バージョン、肉うどんの中華麺バージョンと言えばなんとなく雰囲気は伝わるでしょうか。ラーメンに合わせる肉と言えばチャーシューがのさばっているけれど、彼はまあいままでの惰性であの位置にいるだけで、べつになんの肉乗せてもおいしいですからね。

 鍋とコンロをふたつ用意して、タイミングを合わせてゆであがった麺にがーっと茹で肉をのせたときの昂り、すごく好きでした。

 

サイクルの終わり食べもの2:鶏肉のレタスのせ蒸し

 大きめのフライパンにざっくり大きめにちぎったレタスを敷きつめて、そのうえにふた口大くらいに切った鶏肉を接地しないように散開させて乗せ、ちょっとだけ水と酒と香りづけ程度の醤油を入れて、フライパンに蓋をして、ちょっと弱めの火で12分~15分くらい蒸す、という食べものです。

 あんまり味はついていないので、食べるときに醤油だったりポン酢だったり、柚子胡椒を……、という感じ。

 

 単身世帯だとやっぱり「フライパンを洗いたくない」というのがあり、なるべくフライパンが汚れる料理はしたくないのだが、かといって煮る系の料理は難しいし少量作れないし、ゆでる系だと肉と野菜同時にというのが難しいし……、と思っているうちに人から聞いて作るようになったのがこれである。たしかに、レタスのフローリングのおかげでフライパンが汚れないし、鶏の油でレタスがいい感じに風味がついておいしいんですね~。

 あとここまで書いてきていま気づいたけどこれレタスじゃなくてキャベツですね。

 

 いや、べつに区別がついていないというわけではないです。ただ、最初にレタスを「キャベツ」、キャベツを「レタス」とどうもおぼえてしまっているらしくて、あんまり考えずに呼称すると間違えてしまうのである。

 直すこともできるが、まあこういう恥ずかしい間違いをなかったことにせず受け止め、そのうえで復習を繰り返すことで学んでいく、という側面があると思うので……。

*1:適当言ってます。

*2:味ついてるのかどうかはよくわからない。