アルコール中毒なので、お酒をすっぱりとやめたいという気持ちしかない。そのために、最近飲んで美味しかったお酒の感想を書いていきたいと思います。
言ってることとやってることが逆のように思うかもしれないが、そういう人は心理学を学んでないんですよね。「認知的不協和」と言って、こうやってしていると違和感やストレスが無意識にたまっていって、それが自然に飲酒と結びつき、飲酒が嫌なものになっていっていつのまにかやめれる、といった作戦である。
貉藻 東亜酒造
「貉藻」(むじなも)と読む。陰獣*1のメンバーみたいでいい名前ですね。Amazonで1300円で買ったので、ふつうに720ml瓶が届くと思いきや一升瓶でこの値段だったのもすごい。
味としてはふつうの清酒なのだが、ピリッと来るアルコール感がほとんどなくマイルドなのが素晴らしい。うまみはしっかりとあるのでごくごく飲んじゃうね…。
これは冷やして飲みたいな、と思ったのだが、うちの冷蔵庫はどこをどう見ても一升瓶を冷やすスペースはない。……ということで氷を入れて飲むことにした。
日本酒に氷、邪道だという人もいますが、僕もあるとき浅草で飲んでたら、隣に日本酒をプラコップにロックというスタイルで飲んでいた、アルコールの達人みたいな見た目の手先ブルブルのおばあちゃんがいて、「日本酒は、氷を入れると一番うまいんじゃヨ」と絡んできたので、僕も酒飲みの端くれ、ナめられてたまるものかと「そうですよね。僕も良く氷入れて飲んでます。邪道っていう奴いますけど洒落臭いすよね」みたいな嘘返事をしたという思い出がある。
それからというもの好きな飲み方である。
ちなみに、そのときまでは一回も日本酒に氷を入れたことはなく、それからも特になかったので、日本酒ロックを試すのは実は人生はじめてである。
このお酒に関しては、氷を入れて引き立つクリアさがあり、また味が薄まってちょっともったいないことしたな~という感じの風味はないので、「冷やせないので氷」はけっこう正解のムーブだったと思う。
ベンロマック 10年
ベンロマック | 株式会社ジャパンインポートシステム JAPAN IMPORT SYSTEM
ベンロマック10年を飲みました。お酒の説明は、上のサイトによるとこんな感じ。
GM社の悲願のモルト、ベンロマック10年が、2015年4月よりいよいよ日本でも発売されることとなりました。ウイスキーの生産に一から携わることが同社創業時からの長年の願いでしたが、1993年にベンロマック蒸留所を買収。5年をかけて蒸留所の再生に努め、1998年から生産を再開し、2009年にようやくリリースされたのが、この「10年」です。
地名で言うとスペイサイドのウィスキーなのですが、口に含んだ瞬間煙の芳香がすごく、アイラ好きもすごく好きそうである。どんなわり方をしてもめちゃくちゃ美味しい。うれしい~~。
今日も酒はやめられそうにないが、明日頑張ります。
*1:「HUNTER×HUNTER」に出てくる団体。