飲んだ

 

f:id:kageboushi99m2:20211016143701j:plain

 ひさびさにお外で飲みました。最初に行ったのは家から徒歩2秒のところにある「晩杯屋」。都内では有数のチェーン立ち飲みである。

 もうここはとにかく安くてうまい。もうすごいのだ。安くてうまくていろんなところにあってメニューのバリエーションが豊かで雰囲気もよくて、もう本当に最高なのだ。

 

 もうすごいので毎回本来は安酒居酒屋だってことを忘れて高客単価客になってしまう。今回もあえて清酒(250円)ではなく純米吟醸(それでも410円)をチョイスした。伊勢谷嘉右衛門という名前らしい。食べ物に合う感じの渋めのお酒で、250円のお酒との味変えバランスも保たれているように思う。

 

 お酒はコップに板前さんが熟練の技術でひたひたに注いでくれた。セルフサービスのお店なので、注がれたお酒は自分で手元に持ってくる必要があるが、これはひたひたすぎるのでいっかいカウンターの向こうに身を乗り出してコップに口つけて、表面張力に頼らなくなる程度まで酒の量を減らし、そのうえで自分の席までもっていくよう勧告された。

 頑張って体を伸ばして口をつけていると「これが『立石』のスタイルよ」と煽りをもらった。ありがてえ。

 

 写真手前にあるのはわかめ酢(110円)。これもたんに酢とわかめじゃなくて、しらすときゅうりがのっているちゃんとした料理になっているのがすごい。この値段で酢とわかめがでてくるだけでありがたいのにメニュー表で了解した以上のサプライズが常にある。行くととても嬉しくなる居酒屋なのだ。

 

f:id:kageboushi99m2:20211016145655j:plain

 ちなみにお店の最高額商品は完全予約制のロマネコンティ(450万円)。もうちょいで貯金が届くので、ここでロマネコンティ豪遊が休日の選択肢に入ってくると考えるとわくわくする。

 

f:id:kageboushi99m2:20211020222643j:plain

 あとはやっぱりこちらの「ニューポテトフライ」ですね。品名を聞いた感じそんなに積極的に注文するものではなさそうなのだが、これがちょうどいい。

 網ポテトはマックポテトとかにあるようなクリスピー感と、お酒を飲んでいるときにあらまほしい肉厚さが両立している。そのうえ、かかっているシーズニングが、いろいろなスパイスを混ぜているんだと思うのだけど、これがとても安酒にフィットしていてうまい。

 

 一時期メニューから姿を消していたが、僕と同様に思っていた晩杯屋ファンが多かったのでしょう。つぎのメニュー改定ではしっかり復活を果たしていた。

 

 このあとも何軒か行ったのだけど、もうこの話だけでいいや。良かった。緊事明けている間にあと何回か行こうと思います。