最近、というわけでもないのだけど、聞いている曲を紹介します。
Reel Big Fishという老舗スカ・パンクバンドが、a-haの「Take On Me」をカバーしたこのクリップがとっても好きで何度も聴いている。
すきポイント1が「Take On Me」をまっとうな解釈で(とくに金管はそうだよね!って感じ)スカにしているんだけど肝心のサビでなんかメロコアみたいになるところ。メロコアはふだんは好きではない*1んだけど、なんかちょっと、許した!
すきポイント2はPV。とくに左側にある眼鏡で髭のオタクみたいな男が良い。
YUKIのJOYも最近のお気に入りです。こういう楽しげな、多幸感のある内容を抑揚を抑えた形式で歌っている曲すき。JOYって名前の曲なのに、「遊びたい! I Wanna JOY!」みたいな感じにしないのというのも、一個主張が通っていていいですよね。
しゃくしゃく余裕で暮らしたい
約束だって守りたい
誰かを愛すことなんて
本当はとても簡単だ
いい歌詞ですね。
Cody・Lee(李)の「異星人と熱帯夜」も好きです。最初にこのバンドを聞いたときは「ちょっと人生でこの感じの曲を面白がるフェーズは過ぎたかな……。大学生だったら大好きで聞いたと思うが」と思ったけどそう思いながら結局何度も聞いたので、人生にフェーズがあるって非生産的な考えはさっさと捨てたほうがいいみたいですね。
PVは三ノ輪の商店街で撮影されていて、ここは無職時代の僕が280円の弁当を毎日買って命を繋いでいたところだったので懐かしかった。
White Denimも聞きがち。エクスペリメンタル要素とポップス要素がいい感じに両方ある、頭が働いているときも働いていないときも楽しめるいい音楽だ。なんとなく、Modest Mouseとかと雰囲気が近いように思う。
サムネイルはかなりサイケだが、曲はそこまでサイケではないのでサイケ苦手な方もちょっとだけどうぞ。
その名のとおり、公共放送のナレーションを切り貼りしてボーカルのかわりにしているインストゥルメンタルバンド「Public Service Broadcasting」。
ただ、めっちゃ実験的なのかなと思ったらそうではなく、とくにこの曲などはめっちゃ本能的に気持ちいいロックになっている。月面着陸をモチーフにしていて、「GO!」が連呼されるところとかかっこいいですね。
*1:ここでは「嫌い」という意味の「好きではない」である。