フィニッシャーは誰だ?~20’シーズンJ1第4節 湘南ベルマーレvsコンサドーレ札幌~

 

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 前節、札幌は鈴木武蔵選手を怪我で失った。思ったより軽傷ではある、という報道はあったけど、復帰は8月ごろになるらしい。それは良いニュースなのだけど、チームとしてはいちばん今失いたくない選手を失ったというのは事実であり、その影響がはっきりと出たゲームが今回の湘南戦だったのじゃないでしょうか。

 

 ジェイ選手は今シーズンに入ってから、「スペースを空けて周りを生かすFW」という職分を自分の最後の仕事だとはっきり見なしたような感じになっていて、そのおかげで試合中長い時間ピッチにいられるようにはなっているのだけれど、かわりに、「困ったときにボールを預ければひとりで点を取ってくれるスーパーマン」ではなくなった。左シャドーに入っているチャナティップ選手も、本質的にはアタッカーであり、警戒されている状態でもばしばし点を取ってくれる選手ではない。

 鈴木武蔵を失ったことで、最終的に誰がボールをゴールへ蹴り込むのか、よくわからなくなってしまった。

 

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 しばらくすれば鈴木武蔵が帰ってくるということもあって、抜本的な対策が必要、というシチュエーションでもないのがちょっと厄介である。

 

代案1:ドウグラスオリベイラ選手

 今回の試合ではじめてプレーを見たのだけど、思っていたより悪くなかった。ボールをコントロールするのはそこまで得意ではなさそうだけど、フィジカルを生かしてボールを収めるプレーは、そこからチャンスになるというほどではないがつぶされてボールを失うわけでもない、という程度にやれていた。

 シュートには自信があるみたいで、けっこういろいろなタイミングで足を振っていたし、ゴールに向かってボールをプレイするときにも一定のクオリティがあった。ひょっとしたらやってくれる選手なのかもしれない。

 

代案2:駒井善成選手

 いろいろなポジションで計算がたつ、ということでしばらくは鈴木のポジションに収まりそうな雰囲気をしているが、もちろんフィニッシャーではないし、もうたぶんアタッカーでもない。いちおうファイナルサードでは前を向いて攻撃する姿勢を見せてはいるけれど、これまでのところあまり実っていない。

 

代案3:金子拓郎選手

 アタッカーとしては計算の立つところを昨シーズンから見せてはいるが、ゴール前で怖い選手、という感じにはなっていない。なんとなくだけど、ここからがしがし点を取っていく選手になる、というよりは、2.5~3列目の選手として成長していくのではないか、という気がする。

 

代案4:檀崎竜孔選手

 札幌に所属している選手のなかだと、タイプ的にフィニッシャーと言えるのはあとはこの選手くらいなんじゃないでしょうか。青森山田高校では結構いろいろな形でゴールを奪っていた。

 MF登録されているし、WBにチャレンジするという報道を見かけた気もする。プロではストライカーとしてやっていくわけではないのかもしれないが、点取り屋を自前育成できるのであればそれに越したことはない。芽が出るまでに時間のかかるポジションではあると思うので簡単ではないですが、点を取りまくる檀崎選手も見てみたいですね。