これまでのツイートを学習してそのひとっぽいツイートを自動生成してくれるサービスである。ちょっとまえに僕の観測範囲で流行っていて、その時期は自動生成されたツイートがたくさんまわってきた。僕は自動生成ではなく、君たちのほんとうの、赤い血が通ったツイートを読みたかったのだけれど。
とはいえ僕もやってみたいではある。
当時はアクセスが殺到していて、なかなか僕のツイートを学習してもらえなかったのだけれど、いまは落ち着いてきているみたいで、一発で学習してもらえた。
生成結果1
明日東京に行くの嫌だねえ」と話を打ち切ったことがある。
これはないと思う。僕はあんまり話を自分から打ち切るタイプではなく、実際に過去いちども自分から話を打ち切ったことはないので。しかも、僕はすでに東京に住んでいるし。しかもしかもかっこが片割れだけ使われているのも美しくない（僕はちゃんとかっこはペアで使う。このようにね）。本人再現度はかなり低いと言わざるを得ない。
生成結果2
「僕は子供のことそんなに好きじゃない」というのは自認しているところであり、たぶんこれをまるまる言ったツイートがあったと思う。べつに子供を憎んでいるわけではなく、ただ子供というだけで好意を持つことがあまりないというだけである。
友達が子供を買ってくれたことはさすがにないのだけれど、もし買ってきてくれたら「そこまでしてくれるなら、しかたないか」となって好きじゃないなと思いながらも育てていく決意をする可能性は十分にある。
全体としては怖い話だが、再現性はまあまあ高いと言えるだろう。
生成結果3
就活のときは完全にこういうテンションでした。「正規の職を見つけたい！」ではなく、「思う」とか「いいかなー」とか「？」を何個か挟まないと感情を持てないのは就活の場…、に限らず社会のいろいろな局面で非常に印象が悪い。こういう性格はちょっと直していきたいなーとは思うときもあるけれどどうなんでしょうね？
生成結果4
これはちょっとロジックがはまっていて楽しい。たしかに僕は「桑名正博の息子」がニュースを騒がせていたとき、そんなあっけらかんとした人生は（やりたくはないが）かなり楽しいだろうな、という感想を抱いていた。酒を売るとき、というタイミングはあまり釈然としないが、一応人生のなかで酒を売ったことはあるので、本人再現として間違ってはいないだろう。
生成結果5
ゴールデンウィーク前くらいにタイムラインでリモート勉強会の募集をしているのがあって、2つ申し込みをしたのだけれど、結局当日になると「なんか、今日はいいや！」ってなってさぼってしまう、というのをずっと繰り返しどこにもいちども参加することもないまま時間がたってしまった。そろそろチャットグループから除名されるだろう。
実際勉強してはいないのだけれど、「勉強してみたいという気持ちもある」ということは間違いない。生まれたからずっと、僕には勉強したいという気持ちがなかったことなんて一度もないのだ。
これは、本人再現度という観点では100％でしょう。素晴らしいウェブサービスだ。
