「フォロワーから適当な数字をもらって、読書メーターに記録してあるこれまでの全読んだ本のなかから、その番号にあたる1冊の感想を言う」という企画をTwitterでしているひとが一瞬だけ目に入った*1。
ちょっと個人的にも、読書メーターに登録してある本をランダムで出されて、果たしてわずかでも感想を言えるのか気になった。ただ、僕のTwitterにはフォロワーがひとりしかいないので、今回はフォロワーではなく乱数の助けを借りたい。
読書メーターに登録している読み終わった本の数は、現時点で1393冊。この中からどの本が乱数で出てくるのか、楽しみです。
Book 1
ちなみに数えやすさを考慮して、最新の読み終わった本を1としてそこからさかのぼっていくナンバリングになっている。出てきた数字は1227*2、このへんは読書メーターにアカウントを作ったときに、せっかくならと昔読んだ本を思い出せるだけ思い出して、時系列に関係なくせっせと登録していたゾーンである。
緊張する。はたして、なんの本が出てくるのか……。
おお~、これ!! めっちゃ、めっちゃ愛読書です!!
中3くらいのころに買ってそれから何度も読み返した思い入れ深い本だ。第二次世界大戦の時期の時期の様々なターニングポイントとなる出来事(珊瑚海海戦、水晶の夜、ポツダム宣言受諾など)を上下巻合わせてたしか40個くらいチョイスして、それぞれについて解説+当時のそれを報じたニューヨーク・タイムズの記事+その当時を物語る史料の3本立てで描き出す本である。
とくに史料部分が、当時は適当に流し読みしていたがいま思うととても手が込んでいた。あまり詳細はおぼえていないのでイメージですけど、西欧の首相がヒトラーを食い止めようとした国際会議の議事録とか、ミッドウェー海戦に望む水兵の日記とか、日本人の戦意を失わせるためにアメリカから日本に日本語で放送したラジオの台本とか、めちゃくちゃバリエーションに富んだ資料が掲載されていた。
第二次世界大戦を扱った本は多々あれどかなり独自で、めっちゃいい本だったのではないでしょうか。おすすめです。
とても、いま、実家帰って読みかえしたいという気持ちになっている……。読書メーターでもAmazonでもだれもレビューを書いていないが、隠れたいい本だったのではないか、と思うけど……。
Book 2
これは……笑
ナトリウムが水とめちゃくちゃ反応するというのはこれがきっかけで知った、という思い出はある。
Book 3
280だと比較的最近ですね。さてどうなるか……、
いやいやいやキツい。これはたぶん昔実家暮らししていたときに、家族で誰かの誕生日祝いにショッピングモールの焼肉屋さんに行ったんだけど、約束の時間まで暇でその辺の本屋で立ち読みした本だと思う。
短くて焼肉までに読めそうだったし、ミュージカルの「キャッツ」の原作ってT.S.エリオット*3だったんだ、というちょっとした興味で、「まあ読んでおくか! 読んでおけばマイナスになることはないだろう」という気持ちで読んだけど、内容、一個も覚えてないす。面白かったとか、面白くなかったとか、そういう感情的な印象もない。そもそも、買ってすらもないしな…。
結論:読書、マイナスじゃないにしても0なことはまあまあある。