プレミアリーグ開幕

 

 とりあえず毎日やるということもあって、会った人に「ブログたまに見てるよ」と言われることも増えてきた。まれに「ブログ毎日見てます!」と言ってくれるかたもいる。そういうかたであってもしかし、これまで誰一人例外なく以下のように付け足すのを聞いてきた。「あ、でもサッカーの記事は見てないです。サッカーのときはちょっと……」

 

 アクセス解析もちゃんと眺めているので、サッカーの話をしている記事はだれも読んでいないということはわかっている。サッカーの話をどんどんしていこうと思います。今週、イングリッシュプレミアリーグの2019/2020シーズンが開幕した。日本やほかの一部の国とは違って、欧米ではリーグの開催期間が年をまたぐ(晩夏に始まって次の年の初夏に終わる)のでこのようなスラッシュ付きの表記になる。

 

 僕の応援しているトッテナム・ホットスパーFCは、昨シーズンに選手を一人も補強しなかった。長い歴史のあるプレミアリーグでも史上初の珍事だったらしい。しかし、リーグでは目標ラインである4位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグではクラブ史上初となる決勝進出を成し遂げた。素晴らしいシーズンだった。

 

 今年のオフには去年はうっかり忘れてた補強もちゃんとやった。タンギ・エンドンベレ、ジョバンニ・ロ・チェルソ、ライアン・セセニョンといった、世界トップクラスというほどではないけれど、まだ若くて生き生きしている、世界トップクラス予備軍といえるような選手を複数獲得した。シーズンの始まりがとても楽しみだった。また始まったぜ、長くてわくわくする一年間が。

 

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 開幕戦の結果はこのようになった。開始早々チャンスを作って「これは勝てるな! 気持ちよく見よう!」と思っていたらロングカウンター一発で失点して気持ち悪くなった。そのあとはなかなかゴールが入らずずっと気持ちが悪いままだったが、エリクセンを投入した瞬間に炎のような攻撃が始まり一気に3点取って逆転。とても気持ちがよかった。

 

 DAZN解説のベン・メイブリーさんは、「エリクセン投入後がスパーズの真の姿だ」とコメントしていたが、問題なのはエリクセンが九月以降もチームにいる保証はないということである。

 

 勝ちはしたものの、いまいち不安はぬぐえない。とくに後半途中までラメラとシソコが両サイドハーフになる4-4-2の陣形を使っていたころの、サイドにボールが入った後の手のなさは半端じゃなかった。4-4-2のときはウォーカー・ピーターズが低い位置で組み立てに関与することもあって、シソコのサポートになかなかだれも行けてなかった感じがある。

 

 エリクセンが安心して未来に帰れるような試合を、次のシティ戦では期待したいですね。また撃ち合いをやろうぜ。