べつに好きだったわけでもないけれどなんとなく見ていた ほか

 

べつに好きだったわけでもないけれどなんとなく見ていた

 なにげなく見た歌の動画にちょっと感動してしまった。子供のころ、家には親がそういう仕事をしている友達付き合いの結果導入したけれど、あんまり活用されてなかったケーブルテレビがあって、それでキッズステーションのアニメを見るのがちょっとした楽しみだった一時期があった。

 そこには、べつに特別好きってわけでもなかったけど見てて面白かったから、見れる日は見ていて、はじまりも知らないし終わりも知らないけれどなんとなくキャラとか一部分の流れや雰囲気は分かっていて、OP曲やED曲もなんとなく口ずさめるアニメ作品がいくつかあった。

 

 大人になると、作品ってアニメにせよなんにせよ、ひとつの作品として完全体を知るorこれは好きじゃないなと思って切っちゃって見てないってふうにする、ことのほうが多くなってしまうのだけど、そういう関わりかたにはない、とりあえずそこにあって見れるから見ていたものが時が経って残すノスタルジーって半端じゃないなって今になって思った。

 

 あと知らなかったんだけどおめシスさんってめっちゃ歌上手いんすね……。ハーモニーがきれいです。

 

20/21シーズンプレミアリーグ第16節 トッテナムvsフラム

 「これで十分ではないが、それでも勝利には十分だった」という、モウリーニョ監督の試合後の言葉とおなじことを思った回でしたね……。

 前半の前半はフラムにいいところを見せられながらも、こちらも多くを試さず、むしろ余力を残した形で試合のトーンをコントロール。大事なパスがずれたり、決定機がうまく決まらなかったりと、不満もあったけれど、1点差をつけて前半を折り返したのは十分な出来だと思った。

 

 ただまあ失点の部分は相手がミラクルだったし、(そして、欲を言えば、試合に勝つ以上に十分、フルパフォーマンスのスパーズだったら、誰か中盤の選手が戻って、クロスに2vs2でレギロンとダイアーが競り合わないようにしていたのだと思うけれど)、どこかでとれたはずの追加点を阻んだフラムの守備ととくにアレオラには負けを認めるしかない。というか、あのアレオラが降格圏のチームにいる今年のプレミアリーグはやっぱりおかしい。助けてくれ。

 

YouTuber史に残る傑作

 東海オンエアが最近出した動画、「ロブスター片手に持ってるだけでじゃんけん絶対勝てる説」がとてもすごくて最近は1日3回くらい見ている。

 発想はかなりシンプルで、それに近いところのことはほかの企画職人たちもひょっとしたらどこかで考えていたんじゃないかと思うけれど、これをそのアイディアのシンプルさを損なわない形で、しかも面白く整形したこの最終形には脱帽するしかない。

 

 しかも、実際に行われたことの偶然の雲行きも、この動画の見方をしてくれている。見終わったあと感動でちょっと涙も出た。泣くような動画ではないのだが。