一応、オリンピックに忖度して開催期間中は中断していたのだけど、今回オリンピックが終わったのでJリーグが再開する運びとなった。
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— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2021年8月7日
明治安田生命J1・J2リーグ
再開まであと2日❗
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公式的にはこんな感じで、「Jリーグ再開!」という盛り上げ方をしていたけれど感触としてはどうだったんでしょう。結局(コロナウイルスで中止になった分を取り戻すためにしかたなく)ガンバ大阪の試合は大会期間中にもやっていたし、大会期間中もオリンピックなり欧州のプレシーズンなり、サッカー好きはサッカーを観ているわけですしね。
Jリーグ再開の口火を切ったのは札幌vs浦和。札幌は札幌ドームのおかげで夏でも昼から試合ができるため、こういう口火を切る試合に組まれやすいことがある。
試合としては十分な出来だったが、それでも積極的な補強をして今後だいぶ強くなってくるであろう浦和レッズにこの時点で当たって勝ち星を拾っておけたのはうれしい。
印象が良かったのは金子選手。アウトサイドで使ったほうが生きるのでは…派だったが今日観てみるとインサイドで相手DFと接触しながらボールを収めたり落としたりするプレーもぜんぜんこなしていて成長しているのだなあ、と思った。
試合のあとには友達の浦和サポとちょっとLINEで「ユンカーヤバいね」などと会話をした。年に2回程度なんとなく連絡を取るタイミングがあるというのはサッカーファン友達のうれしいところである。でも今思うと「ユンカーヤバいね」って今年の浦和サポは100回くらい言われている言葉だと思うのでもうちょっとなにかひねったほうが良かったかも。
そのあとは北九州vs琉球を見た。先述の友人は地元が北九州であり、縁のあるクラブ同士の試合が2試合組まれているという珍しいマッチデイになった。過去一度、アーセナルと神戸を応援しているべつの友人とおなじ事態になったことがあるが、なんとなく気分があがる。
琉球は怪我人が多いらしく、上原選手がサイドバックを務めるという、札幌でもスカッドが煮詰まってきたときによく見られた後景が見られていて味わいがあった。本来そのポジションにいるべき沼田選手はけっこういろいろ気の利いた役割をこなす選手で、一方上原選手はそんなに器用なプレイヤーではないのでかなり怪しかったが、それでもなんとか穴埋めはできているみたいで良かった。
右サイドバックの金井選手も良かった。補強を聞いたときになるほどと思ったとおり、琉球に合う選手みたいですね。というか琉球よく見るとふつうにメンバーが強い。ないものだと思っていたけれど、意外とお金があるのか……?