黒あわび茸 ほか

 

黒あわび茸

あわび茸ファーム

 ご存じでしょうか? 黒あわび茸。私は最近この食材にとてもはまっています。

 

元々は亜熱帯地域で育つ希少性が高い高級食材です。
大きな黒い傘が特徴的で、食感がコリコリとしてあわびに似ていることから命名された「黒あわび茸」。
ビタミンやアミノ酸が豊富で、疲労回復や美髪等の効果が期待できます。
また、味にクセがなく、料理のジャンルを選びません。和風・洋風・中華のどの料理にも合う使いやすい食材です。

 けっこう食に関しては保守的で、スーパーで良さげな未知の食品を見つけたときも1、2日は様子をうかがって眺めるだけにしておき、風が吹いてきたら買う、みたいな購買行動をするのですが、この黒あわび茸に関しては一目ぼれという感じで、見つけてすぐに購入してしまった。

 

 まず大きさがいいですよね。特別に引き立てることなどしなくても、無理なくメニューの主役になってくれます。だしも出るので脇役にもなれるし、意外と手でパキッと割れる*1ので包丁いらずの時短料理にもスカッドインできる。エリンギとかまいたけとかの2倍くらいはお値段するのですが、それに見合う価値があると感じた。

 

 おすすめです。

 

Krombacher Weizen

 忘年会のときに買い出しでてきとうにカートに入れたビールが意外とおいしく、またパーティー参加者にもとても好評だったため、改めて検索して情報を確認してみた。

 

 「クロンバッハ ヴァイツェン」は、きめ細かい泡立ちに自然な濁りをもつ明るい琥珀色の輝き、はちみつやバナナを思わせるフルーティーな香りを放ちます。やさしい苦みと飲みやすい口当たり、すっきりとした後味と口内に残る微かなフルーツの香りが特長で、ビールの苦みが苦手な方にも楽しんでいただける味わいです。

12月5日(月)「クロンバッハ ヴァイツェン」販売開始 | イオン株式会社のプレスリリース

 イオンが輸入して店頭に並べているドイツ製のビールらしい。たしかにちょっと印象的な甘い香りがあったが、それもさわるほどではなく、全体的にバランスの取れた味でおいしかったですね。しかも値段も普通の一番搾りとかとおなじ価格帯*2

 また忘年会をするときは、これを買おうかな。

 

まりお金田「Death/こみゅにけーしょん」

「Death/こみゅにけーしょん (1)」まりお金田 [角川コミックス・エース] - KADOKAWA

 という漫画を読んでいた。主人公が転校してきた学校には願いが叶うというおまじないがあり、ルームメイトや生徒会の愉快なメンバーとともに、あるいは隠れて、その謎に迫っていく――、という建付けのエロコメである。途中からエロへの入り方がなんだかどんどんヤケになっているな、という感じがしてすこししたあたりで作品の狙いみたいなのがわかりだしてくるが、最後は巻き展開で終わってしまう。

 

 まあやりたかったことは理解できたし、それにはもうちょい巻数が欲しかったので、途中から「エロを増やそう!」となったのではないか。大人気作というわけではない漫画のリアルを感じてちょっと切ない読書ではあった。

 

 ただこの全4巻で全然つまらないかと言うとそういうわけではないし、個人的にはキャラのひとりがとてもツボだったので楽しく読めました。あと、新年一発目の漫画がこれだったのも良かったな。年始の緩い空気の中で読むのであれば、これくらいの巻数で終わるエロコメというのはちょうどいいし、なんというか、2025年も、これまでの2024年間と同じく、思い描いたプランの多くが上手くはいかないだろうけど、でも、愛らしくてチャーミングな印象は残してくれるでしょう、みたいな、そんな一年になる気をさせてくれてよかった。

*1:裂ける、という感じではなく割れる。

*2:正確にはちょっと容量が少ないのでその分割高ともいえるが。