また友達が来た

 

 ことあるごとに「沼津に遊びにおいでよ」とは口に出しつつも、絶対にだれも実際に来ることはないだろう……、と思っていたのだが、最近は沼津の求心力が非常に高まっているらしく、前回に引き続きまた友達が来た。

 

前回:

 

 まずは個人的沼津内で絶対的なスポットとなっている立ち飲み寿司居酒屋「ITA酒場」へ。基本的に混んでいて入れないことも多いお店なのだが、この日は運よくわりとゆったりめ。ある程度おちついて寿司やお酒を飲むことができた。

 

 このお店ではお客のおじいさんが別の女性客に「キャハハ。○○さん、友蔵みたい」「『まる子や』って言ってみて」などと絡まれている場面に遭遇。どうするんだろうな、と思って見ていたら、ちょっと間をためて一閃「誰にだよ」と突っ込んでいたのが面白すぎて友達ととても爆笑してしまった*1

 ふつう人から「まる子や」と言ってみて、など言われたら、「なんでだよ」とか「いわねえよ」とか言っちゃう*2じゃないですか。そこで「誰にだよ」というワードが出てくるのがすごい。たしかにその場に「まる子」という名前の人は(たぶん)いなかったので、言葉の使用として言われてみれば正しいのだが、この方向からの工夫のあるツッコミはふつうは出んて。

 

 そのあとは「matter」というバーへ。雑居ビルの空中階にあるという、地元の人でなければほぼ行くことのないお店なので、ここはバリューを出せたと言えるのではないでしょうか。レアなお酒があり、また友人も割とお酒に覚えがあるほうなので、いいマッチングでした。

 

 翌日は家系ラーメン後、また港へ。この辺で起こったことやした話は前回友人が来たときと全く同じだった。

 

 そのあと、いったん帰宅して時間をつぶしつつ、駅の北口にあるホルモン焼き肉やさん「竜まる」というところに行ったのだが、ここがもうありえないほどおいしくてびっくりしてしまった。

 ホルモン焼肉屋と言えば結局ハラミだったり、ハツだったりタンだったりという、どちらかというと肉に近い質のホルモンを安くいただき、お酒を飲む、というイメージだったのだがここではなにもかもが違っており、白コロやマルチョウなどといったいわゆる「ホルモン」がありえないほどおいしい。食べていて、これまでのセオリーが全然通じないなと感じて新鮮だった。

 

 そのまま彼を見送って、僕はよろよろと家の布団へ……。調子に乗ってホルモンを食べすぎ、体内が油で気持ち悪かったのである。でも美味しかったので次来た人とまた行こう。😋

*1:翌日歩いているときにも「あのおじいさんすごかったな…」と思い出して語った。

*2:しかもべつにいうほどは似ていないのである。本人も言っていたがどちらかというと玉袋筋太郎によく似てた。