ぐり茶 ほか

 

弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」

Antonín Dvořák - String Quartet in F major "American" op 96 / Pavel Haas Quartet

 夜中に、「大好きな曲を聴いて最高の気分になりたい」と思ったので、ドヴォルザーク弦楽四重奏曲12番「アメリカ」を聞いていた。僕の好きな曲、……というよりはみんな大好きな曲で、愛唱性の高いリリカルなメロディーとその肉付けが素敵ですね。

 

 とくにやっぱりイントロのフレーズがすっと頭の中に流れてきて、しばらく「アメリカ」の耳になる瞬間が日常のふとした時にあるじゃないですか。珍しくビオラがとる、ちょっと低めの陰りのあるフレーズをバイオリンが繰り返すと自然と目をつむってしまう。

 

 個人的にも珍しく、何度も聞いていて全体の構造をある程度知っている曲なので、聞いていて得られる喜びも大きい*1。こういう、耳のレパートリーをもっと増やしていきたいと、思ってはいるんだけどなかなか難しいですよね……。

 

ぐり茶

ぐり茶 100g袋 | すべての商品 | 竹茗堂茶店 ONLINE SHOP

 この週末は何もすることがなかったので、「ぐり茶」というお茶を買ってきて、それを飲むことをしていた。それ以外のことは何もしなかった。

 

静岡県伊豆地域にて好まれ、
正式名称は「蒸製玉緑茶」と申しますが、
外観の形から「ぐり茶」とも呼ばれております。
昭和初期には、海外にも輸出され好評を得ました。
通常煎茶は茶葉をピンとまっすぐな形に仕上げますが、
「ぐり茶」は円筒状になった乾燥機に入れグルグル回し、
茶葉に遠心力をかけますので、ぐり茶独特の形に仕上がります。
茶葉を押す余分な力が加わっていない為、お茶の持つ旨味、
すっきりした香味が特徴でございます。

 土地柄お茶専門店がたくさんあるのだが、意外にもお茶って緑茶紅茶ほうじ茶とかよりも細かい分類があったりするので、飲み比べも楽しいですね。もうすこし詳しくなっていきたい。

 

 感じた味としてはうまみがすごくあって、そのほか全体的に過剰な味がなくシュッとしている。引き算のおいしさがある感じなのだが、こういう日用品でちょっといいのを買ったときに、足し算なら別にいいんですけど、引き算で来られてしまうと、普段使いの廉価品がなんかイヤな味に感じてしまって容易に戻れなくなることがあるのが良くない。

23-24EPL第27節 マンチェスターダービー

 明暗分かれるライバルチームふたつ。うまく行っている方が主導権を握るけど、うまく行ってないほうも「この一試合」に集中し、ぎりぎりのディフェンスで1点を与えない。そしてめぐってきたカウンターチャンスを沈めてリードを奪う。さあ、残り時間を守り切れるか……?

 

 という感じの名試合あるあるの展開から始まった今シーズン二度目のマンチェスターダービー。最終的にはフォーデンがクオリティを見せつける形で2点を返して、シティの勝利となりました。世代は違えど下部組織出身の愛され選手どうしであるラッシュフォードは、一度神になりかけたんですが、フォーデンの前にかすむ結果に。

 とくにフォーデンの1点目のシーン、本来ならあそこはラッシュフォードが戻って2枚でマークするので突破されない、というのがこの試合のユナイテッドのコンセプトだったはずなので、ファウルアピールで戻り切れてなかった*2というのが痛恨でしたね。

 

 もう一個フォーデンの話をしたいのですが、ハーランドの3点目のとき、寝転んでるハーランドの額に頭側から顔を覆いかぶせてチューしたのは衝撃的でしたね。抱き着いたり挨拶キスをするのは、ゴールのよろこびかたとしてたまに見るけど、あんなマジドエロkissすることある??

 さらにフォーデンは愛されキャラになってしまいますわねこれは。

*1:クラシックは完全初見よりある程度慣れている曲のほうが楽しい気がする。

*2:とはいえファウルをもらいたい時間帯だったのもわかるので非難はできない。