大人の世界は話すと長くなる~冨樫義博「レベルE」~ ほか

 

大人の世界は話すと長くなる~冨樫義博レベルE」~

[第1話]レベルE - 冨樫義博 | 少年ジャンプ+

 名作だとは聞いていたのだがこれまで読む機会がなく、「E」というのはエイリアンの頭文字、……と冨樫は思っていたが実際にはエイリアンの頭文字は「A」なので「E.T.」のEということにした、ということ以上はなにも知らなかった作品「レベルE」を読みました。

 

 感想としてはとても面白かった。ふつうにHUNTER×HUNTER幽遊白書と同程度くらいには面白いな…。というか、宇宙人だったのが妖怪やハンターに変わっただけで、実質的にやってることは変わらない気がする。つくづくアイザイア・バーリンの言うハリネズミの極北みたいな作家だ。

 オムニバス形式で登場人物を入れ替えても引き継いでもOK、無限にいろいろな設定の宇宙人を登場させて話づくりができるしリセットもできるという「レベルE」の構成のほうが自由度が高いので(HUNTER×HUNTER幽遊白書でも結局編ごとに設定リセットみたいなことをやってるわけだし)これを永遠に連載してたほうが形としてはきれいだったのでは、などと思った。単純に5色レンジャーや王子の結婚相手など、もっと彼ら彼女らの活躍が見たいな~ってなるイカしたキャラもたくさんいたので…。

 

玉露棒茶

玉露棒茶 100g袋 | 棒茶 | 竹茗堂茶店 ONLINE SHOP

 これまでは引っ越し直後に買ったなんでもない市販の茶葉を使っていたのだが、ふと見渡してみればここは静岡県。ちかくにお茶専門店がたくさんありますね、ってなことでとりあえず100g1000円くらいの価格帯のものをなんか飲みたいなと思って買ってきた。

 

 「棒茶」というのは茶の「茎」の部分だけを集めたもので、基本的には葉っぱより価値の劣る二級品らしい。ただ、すっきりとした味わいになったり、あと最近チルアウトドリンクなんかでよく使われている「テアニン」の含有量が葉っぱメインの茶より多かったり、と独自要素もけっこうあるのだとか。個人的には葉っぱの茶よりも好みと言えば好みかも…、とは思ったが一方でガツンと濃くて渋い茶を楽しみたい気持ちもあるので、まあ使い分けですかね。


 棒茶、ナイスな茶ではあった。

 

ニューカッスルvsアーセナル

 推しクラブの試合がマンデーナイトに組まれていると焦れちゃってそんなに乗り気じゃなくてもほかの試合も結局週末中に見ちゃう、というのがありました。

 

 まずオサスナvsジローナを後半から*1見て、その後ニューカッスルvsアーセナルアーセナルは冨安が左SBでスタメンだが、代わりにウーデゴールが不在。ニューカッスルはトナーリがピッチサイドから疲れたような瞳で試合を見つめていて、その様子が何度も抜かれていた。

 

 ゲームとしても、ゲーム外でもけっこう熱いバトルが見られて、ダービーマッチみたいな熱量がありましたね。結局入ったのもチェック全部盛りの1点で、そのきっかけとなったアーセナルのセルフジャッジも含めて、ここまで要素が組み合わないと点にならないくらいがっつり組み合っていたんだな…。という印象でした。当事者には不満があるだろうが、はたから見ている分には面白い試合だった。

 これでリーグ戦無敗のチームはトッテナムだけに。月曜日のチェルシー戦はどうなる?

*1:これもなんか面白い試合だった。ジローナの選手全体的にクロス上手くてよかったですね。