【隠された船】夜行フェリーに乗ったら乗客ゼロ。なぜ?神戸~愛媛オレンジフェリー
「【隠された船】夜行フェリーに乗ったら乗客ゼロ。なぜ?神戸~愛媛オレンジフェリー」という動画を見ていた。神戸の六甲アイランドと愛媛の新居浜を結ぶ便で、いろいろな条件の悪さからほとんど乗る人がいない…、というのを動画に収めていて、フェリーの客室部の無人さと意外な広さ、そして人工的な空間のリミナルスペース感がすごくて没頭して観てしまった。
乗ってみたいな~と思うけどやはり乗船前乗船後の交通手段も悪く、またこのチャンネルはけっこう影響力があるので無人ということにはならないかも…。でも(これはほぼすべてのマイナー交通に言えることだが)いつなくなるかわからないので乗ってみたい…、いやでも…。とアンビバレントな感情になっていた。
リミナルスペースファンはぜひ見てみてください。
『ヒドラ 怪物?植物?動物!』
そういえばヒドラについてなにも知らないな…と思ったので岩波科学ライブラリーのこちらの本を読んだ。
ポリプ体が目立ち、先に発見された場合、そのヒドラ類はまず「〇〇ヒドラ」とよばれることになるが、その一方で、クラゲ体が目立ち先に発見された場合、そのヒドラ類は「〇〇クラゲ」とよばれることになる。今のところ、世界的にも、ポリプ体とクラゲ体が別々の体系によって分類され、ふたつの体系が並列しているのが現状だ。
クラゲはポリプの遺伝子を乗せた美しい乗り物ということもできる。
朝、海に出かけて、ベニクダウミヒドラのポリプ群体を採取してもち帰り、ポリプの雌雄を見分けながら、海水を満たしたビーカーに、幼生が遊出する寸前の成熟雌ポリプをセッティングする。すると夕方には多数のアクチヌラ幼生が静かに遊出してくる。実験室の窓から夕陽がさしてきたところで、その窓に向かって、海水中に多数のアクチヌラ幼生が浮かんだビーカーをかざす。夕日を体いっぱいに浴びて、輝きながら、静かに浮かぶアクチヌラ幼生は、心が震えるほどに美しい。
もちろんヒドラに興味がある人にもおすすめなのですが、……岩波科学ライブラリーあるあるでもあるのだけどこの一般向けシリーズは、本を書くのが本業じゃない科学者が、またアカデミアの正確なしきたりにも縛られずにのびのびと自分の好きなことについて描写する文章を書いていることが多くてこれがけっこう文章ファンにも刺さる良さがあるんですよね。
めちゃくちゃ種類があって1個くらいは読みたい本が見つかるし、装丁が比較的きれいで読みやすいし、ボリュームもお手軽。なんかなんとなく本読みたいな~というときにおすすめですよ。
沼津さんぽ記6 BiViとプラザヴェルデ
今日はBiViとプラザヴェルデを見てきた。駅の北側である。
駅に自由通路はないため、北側にはこのように地下を通っていくことになる。これはまあまあだるくて、地元では駅を高架化したい!という運動もあるみたいですが、静岡県は全体的にJRとバチバチなのでなかなか時間がかかりそうである。
これがBiVi。テナントの看板が掲げられたりしていて見た目にはいい感じなのだが、中は映画館と大きいゲームセンターと飲食店が数件あるだけであり、遊び場所としてはちょっとがっかり…、といった感じである。中も思ったほど大きくないんだよな…。
その隣にあるのが「プラザヴェルデ」。なにかなと思っていたら会議室とかホールがたくさんあるコンベンション施設ですね。ラブライブ!のイベントとか沼津でやってるらしいけどこことかを使うのだろう。
ここはけっこう広く、またリミナルスペース感もあったのでかなり楽しかった。また何もやってないときに行きたい。