定食・中国茶・ビール醸造所

 

 今日は特別にみなさんに僕の休日の過ごし方をご紹介。

 

 まずはお昼ご飯から。駅前に「魚屋飛鳥」というお店があって、生け簀があったり死んだ魚介が並んでいたりする小さな魚屋さんなのだけど、店の奥に飲食スペースがあって食事もできる、というマルチプルスタイル。

 魚定食がとてもおいしかったですね。お刺身と焼き魚とホイル焼きという3つの主菜がたのしめる。魚好きあるあるだと思うのですが、刺身も焼き魚もその他魚をつかった料理も、それぞれ単品でももちろんいいんですが、同時に食卓に上がるとかなりうれしい気分になりませんか。単純に足し算ではないというか。焼き魚をひと口、そのあと刺身をひと口、……次はどっちにしよう? なんて思っていると幸せが倍増するというか。

 

 そのあとはすこし町の外れのほうへ歩いて行って、「茶舎」という中国茶の専門店で中国茶をたしなむことに。ふつうの民家の一階をお店にした、という感じの店構えで、靴を脱ぐべきかどうかちょっと迷う。

 中国茶本来の茶器があって、それを使って本式の中国茶を入れ、ゆったりと長い時間、何杯もつぎ足しながらくつろぐ、……というのが本来のこちらのお店のスタイルだったようだが、今回はちょっと営業終了時刻も迫っていたので、ラフに急須を使う「さっくりコース」を選択。

 

 プーアール茶だったのですが、これも非常においしかったし、いいチルの時間を過ごせた。チルではなかったのは、「こういうお茶って初めて飲みます」とお店の人に言ったら「あらそうなの? てっきりインドに何度も行かれている方だと思い…」と言われた時くらいかな。

 

 中国茶をたくさんいただいてバイブスも高まってきたところで、また駅前に戻り「Repubrew」というブリュワリーへ*1。こちらはけっこうクラフトビール愛好家の中では有名なお店らしく、周囲の人に沼津に引っ越したよと話すと「あ~、リパブリューがあるところね」という返事が返ってくることがままある。

 

 何種類ものビールがあってその多くが画面奥の醸造設備で作られたものだそう。ゲストビールもあるがけっこうわずかである。そのなかから、「本生」という一番スタンダードだと思われるものを飲みました。

 クラフトビールの楽しみかたがまだよくわかっているわけではない*2ですが、味は美味かった。

 

 あと隣に座った外国人が本を読んでいて、ちらっと表紙を見るとリチャード・パワーズのオーバーストーリーだったので、「文化もあるな~」と思った。

*1:これは嘘でさすがにタプタプすぎたので家帰って横になりました。このビールは別日である。

*2:なんか飲み屋とカフェの中間の使いかたをしないといけないような気がする。