モンスター色違い総数ランキング ほか

 

赤はた

東京都諸島部でたくさん揚がるので、関東のプロの料理人の世界ではもっともなじみ深い魚のひとつだ。築地場内には本種を必ず集めておくという仲卸が数軒あって、その多くが中華料理の店に送られる。

【アカハタを知る】 生態・値段・釣り方・仕掛け・味|つりまる

 「赤はた」(神奈川県産)という刺身が売っていたので買ったのだけどおいしかった。水分が少なめの身をしていて、焼き魚とか干物に近い感じが一瞬する。味も凝縮されているみたいで、なにもつけないで食べてもほのかに塩味がする。その辺は僕が知っている魚の中では「そい」に近いかな、と思ったのだけど、そいより臭みがなくて素直においしい。

 

 初めて見た、多分レア?な魚だけど、また見つけたらぜひ買いたいな。

 

小笠原水産センターの池で飼育されているアカハタに歯ブラシを近づけると、アカハタの「歯磨き」を体験することができる。

アカハタ (魚類) - Wikipedia

 アカハタ、歯磨きをすることもできるらしい。推しの歯を磨くことが可能だなんて。世の中は、無限大だな。

 

モンスター色違い総数ランキング

 「【ドラクエ】モンスター色違い総数ランキング(オフライン版)!全部同じじゃないですか!?【ゆっくり解説】」という動画を見ていたが面白かった。僕は(業務ではない、自発的な)不毛単純作業の結果生まれたコンテンツというのがとても好き。同じ趣味の人はぜひどうぞ。

 

 色違いでモンスターを水増し! ……は、昔は当然だったけど、もう今の時代そんなせこいことしなくてもよさそう。

 なのだけど、この、とくにボスだったり人間キャラを一般モンスターのグラフィックで間に合わせるみたいなしぐさ、この間に合わせと見立てみたいなのって、ロールをプレイするゲームであるところのRPGの、本来の志には沿っているのかな~、と思う。

 

 リザードマン系統だとまかいファイターが一番好きです。系統ごとに姿の特徴は捉えつつ、ちょっと片足程度ずらされたネーミングが並んでいるのっていいですよね。

 

 もう止まっちゃってるみたいだけど、意欲的な動画が複数あっていいチャンネルっぽい。見ています。

 

のり弁の科学

 こんなことはめったにないのだが、午前11時ごろに無性に「のり弁」が食べたくなって、急遽「のり弁」が売っているお店を検索してそこに行くことにした。

 

 「どうしても食べたくて…」の対象が「のり弁」だとわかった同僚に失笑されたので、いやじつは「のり弁」はすごいんだよとマウントを取るためにいろいろ調べた。

 

 続いて伺ったのは、香りの専門家・長谷川准教授。長谷川先生によると、実は海苔の香りにはリラックス効果があるといいます。古来から海苔の香りは、生活に密着した香りとして使われ親しまれており、多くの日本人がここち良い香りとして認識しているため、それが原因で海苔の香りを感じる心地良い気持ちにつながるんだそう。

放送内容|所さんの目がテン!|日本テレビ

 しかし、「本当かよ」と思っちゃうようなことしか書かれていなかったので、マウントはあきらめ、せめて自分の中での利便を味わおうとした。

 

 上記サイトによると、海苔はうまみ成分がたくさんあり、しかもその成分が組み合わさることでパワーは8倍になるのだという。

 しかも、「のり」で弁当がおおわれている、というのもポイントで、人間心理的に、一部隠されているものは魅力的に感じるらしいんですよね、……ということでのりを模した黒い紙で一部を隠した絵画と全開の絵画を用意して、どっちが魅力的に見えるか実験を行ったりしたところ、やはり「のり絵画」のほうが人の心をつかんだのであった。

 

ふざけるな

 実際食べてみた「のり弁」だけど、まあおいしかったのだけど感動するほどではなかった。最近はデパートなプレミアムなのり弁も増えているというけど、たぶん、のり弁の魅力って、このちょうどよさだと思うんですよね。

 セルフネグレクトにもセルフリスペクトにもつながらない、プレーンで何ともない味。それを何ともなく味わって食べる。これが、幸せなんだ…、ともならない。でも不幸になりようもない。そのなんでもなさというか。