誕生日をどうセルフセレブレーションするか

 

 本日誕生日なのですが、希望としては、なにか1個くらいはふだんとは違ったことがしたい。

 

 ここ数年は誕生日をつとめて、とくに何もしない、ほかのアンバースデーと同じように過ごす日にしようと努力していた(それが大人になることだと思っていた*1)のだが、なんか「普通の日と思おう」とおもって意識して何もないようにするのもそれはそれで子供っぽいなという考えになった。今年は。

 

 なので、なにか祝い事となるようなことを、…今年からは! 自分でもしようと思うのですが、ではいったい何がいいのだろうか? この場を使って考えていきたい。

 

セルフセレブレーション案1:いいお酒を飲む

 まあ、これが一番僕にあっている時間の楽しみかたかな~、という気がすごいのですが、しかしこれはかなり実現可能性としてかなり厳しい。

 

 なぜかというと、なんと今日、夕方以降は職場で歓送迎会があるのである。もちろん早めに切り上げて帰ってきて、お酒とおつまみをたしなむこともできるが、中途半端なスタートになっちゃうので、たぶんあまりいい気分にはならないだろうという気がする。

 一応今これを書いている時点であればドタキャンも聞くのだが…、現実問題として、まあ……、

 

セルフセレブレーション案2:やはり人に祝ってもらう

 しかしここで「飲み会」を逆手に取るという考えが生まれた。自己解決するお祝いではなくなってしまうが、飲み会の場でうまいこと話題を操作*2して、職場のひとにお祝いの言葉をもらうというのはどうだろう。

 

会社の人「年齢不詳といえば、……そういえば〇〇(僕の名前)くんは、何歳くらいなんですか?」

わたし「えーと、29歳と0日ですね」

会社の人「そうなの? おめでとう🎉」

 こういった話の流れでこんな感じの気の利いたことが言えればかなりSMARTなのではないだろうか。自然と、お祝いの言葉も引き出しやすいはずである。

 そのあと、「本当に今日誕生日なの?」と聞かれたら、「そうなんですよ。うれしいです。(会場の人の多い方向を見ながら)こんなにたくさんの人に集まってもらって…」というような追いボケをかけてみても良い。

 

セルフセレブレーション案3:誕生日風船

 ただやはり上の案にも難点がある。そもそも、話題を操作するというのはかなり難しく、うまくいくという保証がない。たとえうまくいっても、勘の鋭い人にはこういう場合たいてい「あ、この人。自分の誕生日アピールがしたくて会話をわざと誘導したな?」と気づかれてしまうものである。

 

 なので、上の案は無しとして、かわりにやはり自分で完結する、気分が上がるようなセルフセレブレーションがしたい。しばらく考えたところ、誕生日風船を買うのがいいのではないかと思いついた。

 

 こういうやつですね。誕生日会とかで使うものだとは思いますが、まあ、プライベートで使うのもダメではないでしょう。

 

 それによく考えれば、今年の1年間は人との付き合いや感情の動きから距離を置き、静かに自分の生活やそこでかかわる「物」「品物」と向き合うことができた1年だったと思う。そして29年目もその延長線上にある1年となるだろう。

 この「誕生日風船」はこれまでとこれからを強く結びつける、シンボリックなアイテムになるのではないでしょうか。

 

 ちょうどこれを書いているいま注文したところ、ちゃんと明日(誕生日当日)届くらしい。明日は仕事の合間を縫ってこれをひとつずつ膨らませ、部屋に飾るのだ。

 非常に楽しみです。🤗

 

 みなさんも、それぞれのいい誕生日をお過ごしくださいね。

*1:あと、いまはまだギリ祝ってくれる人がいるが、それもいなくなるだろう人生の孤独な後半部分を見据え、先取りして備えるため、という目的もあった。

*2:自分から突然言うのはちょっとあれなので。