アーセナルに完敗し、マンチェスター・シティに2-0を4点取られてひっくり返されて負けたあたりから、「サッカーを、見たくないな…」と思うようになり、実際にしばらくそうしていたのだが*1、見ないと負けるのを見ることもないので自然と辛さが喉もとを過ぎ、エバートンvsアーセナルあたりからまた毎日何かしらを見るようになった。
そのエバートンvsアーセナルをグーナー*2の友人と見ていて、これもはた目にはかなり面白い試合だったのだけど、アーセナルは負けたので落ち込む友人を、「大丈夫。次スパーズがシティを倒すので、お前らは優勝してくれよな」*3と慰めた。
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慰め言葉を言ったときには自分でもたいして信じていなかったのだが、はたして現実になった。シティはリコ・ルイスという謎の新人が登場してから、そのリコが攻撃時はサイドバックから中盤にポジションを変える3-2-5システムを採用しており、それを継続してきた。
その結果うまいことスパーズの守備対応は、数の上でのミスマッチをあまりつくられることなく、目の前の相手に集中してすることができたように思う。ベルナウド・シウバ対応だけちょっとかなりデリケートな仕事になったけど、それもしっかり完遂した。
攻撃はというと、自陣からのビルドアップはシティのパスコースを消しながらのプレスにはめられ失敗気味。カウンターも、いいところまでは行くものの、シティの3-2の後方部隊がしっかり奏功して大きなチャンスを作るところまではいかなかった。
ただ、前半にシティの自陣ボール回しのミスをついて先制。そこからは、リスキーだった自陣からの組み立てを控えて、簡単にロングボールを使う。*4守備に回ってはしっかり集中して守り切って、最後はロメロという犠牲を出しながらも守り切った。
勝負を分けたのは「ミスをしたか」「しなかったか」のわずかな部分だったけど、それ以外の戦いぶりは素晴らしく、十分勝利に値するものだったのではないでしょうか。ひさびさに強いスパーズを見てうれしかった。メンツが全員そろっていれば、これくらいはやれるんだよ……。
というわけで、スパーズがシティを倒したので、優勝争い、先日のアーセナルの敗戦はノーカンとなった。シーズンはまだまだ続く。グーナー、優勝目指して頑張れよ!🤞