ワールドカップ 3行メモ その2

 

フランスvsオーストラリア 4-1

・どちらにも見ていて楽しいような工夫・見どころはなく、とりあえず個人能力の差でフランスが勝ったという印象のゲーム。

・オーストラリアはやはり厳しい。フランスもこれではベスト16ぐらいがせいぜいではないか。

・(前回大会もフランスの試合1試合目見ておなじこと思ったが、そのあとそのまま優勝した)

 

ロッコvsクロアチア 0-0

・両チームともサッカーの全局面が仕上がっていて強かった。ヨーロッパの強いクラブのサッカーを見るときに期待する水準がこのくらい、という感じである。

・ただ試合が進んでいくにつれて、モロッコがうまく相手にボールを持たせつつ、攻撃はダイレクトに、そしてカウンタープレスをするという戦い方を機能させた印象。判定で決めるならモロッコの勝ちだったと思う。

クロアチアはビルドアップを頑張りたい。ブロックの外でモドリッチが触ってから展開!では前線のパンチ力に欠けるこのチーム、なかなか得点できなそう。

 

ドイツvs日本 1-2

・一緒に通話繋ぎながら見ていた友達がカミナリたくみの同時視聴配信を流していて、それが僕の画面より30秒ほど早く、漏れ聞こえてきたカミナリたくみの興奮大声で逆転を先に知った。

・メンバー選考…、非公開練習…、すべてドイツにぶちかますための布石だったんじゃないか。そして試合中のシステム変更や矢継ぎ早の交代策、プラン完遂のために走り切った選手たち、見事でした! ミッション・コンプリート!

・まだちょっと明日職場の人たちの反応とか見てみたいんですけど、日本の代表のサッカーの命脈をつないだ、大きな大きな一勝だったのではないでしょうか。1試合目で勝ったっていうのもでかい

 

スペインvsコスタリカ 7-0

・さすがに1時間前の歴史的勝利のあと、真面目にむすっとサッカーの試合を見るという気分にはなれなかったので、大味な試合で(コスタリカには悪いけど)よかった。

・次コスタリカに勝てばGS突破は確定なので、コスタリカがどういうチームなのかは見たかったが、さすがにこの展開では何もわからない。

・スペインは全軍躍動しての勝利。ドイツを叩いて突破決定!……とするための準備を十分整えた一戦になったのではないでしょうか。

 

ベルギーvsカナダ 0-1

・カナダもベルギーもマンマーク基調の守備をしていて、攻撃はピッチを広く使ってダイレクトに、だったのでゾーンを意識したゲームが多かった今回のワールドカップではちょっと色の違うゲームになっていた。

・ただ、必要なタイミングでマークを外してボールを引き取ってそのまま爆走、ラストパスを出せるデ・ブライネがいる相手にこれで行くのは勇者だカナダ。

・負けたけどカナダも強かった。基本戦法といい、いいところまでボールは運ぶんだけどなかなか点につなげられないところといい、僕が普段応援している北海道コンサドーレ札幌、というチームに似ていて親近感を感じました。頑張ってほしい。

 

スイスvsカメルーン 1-0

・眠すぎるのでスタンディングで見た。

・今大会の戦術的トレンドは「90分間守って耐え抜くために作るボール保持の時間」だと言っている人をTwitterで見かけていて、それを思い出すような試合だった。

カメルーンは判断ミスがいくつか続いた局面から失点。これだけで命取りになって、相手も固いのでノーチャンス、になっちゃうのとても残酷な大会だ。