これは、Spotifyの「This Is San Cisco」プレイリスト。あんまり表立って言うことはなかったけれど、このバンドとても大好きなので、今日はその話をさせてください。
「This Is San Cisco」の1曲目は「Too Much Time Together」、個人的にも最初に聞いたSan Ciscoの曲はこれだったように思います。
やわらかでかわいいポップソングながら、リズムやサビのメロディーにご機嫌感があって、楽しいときであればどんなタイミングで流れてきてもいい曲である。ややクィアで現代的なミュージックビデオも見どころのひとつ。
プレイリスト2曲目の「Awkward」もこの、オーストラリア・フリーマントル出身のバンドを代表するような曲。男女二声のボーカルを小気味よく生かした掛け合いがかわいくてとてもいいですよね。
I got your message last night
You didn't get mine 'cause you've been calling me for days
これのところすき。
3曲目が「Fred Astaire」。これくらいまで聞けばだいたいどんな雰囲気のバンドかわかってくるのではないでしょうか。2009年から活躍しているバンドで、現在までに4枚のアルバムを出しているが、そんなにおおきな雰囲気の変遷はないと思う。もしこれでまででピンと来ていたら、好きになるチャンスですよ。
逆にぴんと来てなかったら、たぶんこのジャンルの音楽をそんなに積極的には好きになることはない気もする……。のでここからはお構いなく、個人的に好きな曲を並べたいと思います。
「Stella」もそのひとつ。なんだか「星」がモチーフの曲が多いようなイメージがありますが、うすくてキラキラで綿あめみたいな軽さと甘さのあるこのバンドの曲には合っている歌詞だと思う。「Freak Out!」って叫ぶ、……とまではいかない合の手を入れるところはライブ映えしそうですね。
「The Distance」は音の質感とか曲の構成にバンドの連続性を残しつつも、ちょっとシリアスな雰囲気をかもしている不思議な曲。どうでもいいけど曲の途中で「あれ? 電話かかってきた?」って僕はなってしまいます。
ほかにも名曲がたくさんある良いバンド「San Cisco」。ぜひよかったら聞いてみてください。