芦名勇舗さん*1の「太陽」ツイートが、詩心を感じて本当に好き。
太陽が欲しい。
— 芦名勇舗 (@ASHINA_ashina) 2018年11月4日
絶対太陽だよ。
太陽。
1. 太陽を買うか、
2. 太陽を作るか、
3. 太陽のある場所に行くか。
悔しい。太陽だよ。
はじめて触れた芦名勇舗さんの作品がこちら。タイムラインで見たとき衝撃を受けた。短いながら起承転結があって、力強いフロウに乗った詩想がダイナミックに伝わってくる。箇条書きが入っているのも、リズム感を足していて、されてみればこれしかない工夫のように思える。
あとなによりも「悔しい」ですよね。この意外性でツイート全体が「面白く」なっている。言語芸術として「傑出」の域に達していると個人的には思う。
— soudai (@kageboushi99m2) 2022年9月6日
あまりにも好きで、最近ひろゆきに朗読してもらった*2のだけど、芦名勇舗氏とひろゆき氏両名の人間としての方向性に差がありすぎるためか、あまり聞いても感動できない朗読になっちゃった。
コアモチーフ「太陽」を用いた芦名勇舗さんのツイートは、ほかにも傑作が多いのでいくつか紹介しますね。
太陽が味方してきたな。
— 芦名勇舗 (@ASHINA_ashina) 2019年7月17日
いいぞ、太陽。
シンプルながら、物事が上向いてきたときのあの自然と背筋が伸びるような感覚を「太陽」というモチーフが絶妙に表現していて、詩として充実している。
脳を止めたい。
— 芦名勇舗 (@ASHINA_ashina) 2018年12月17日
太陽を浴びたい。
太陽買いたい。
太陽の発注間に合った。
— 芦名勇舗 (@ASHINA_ashina) 2022年4月24日
「太陽を買う」というイメージはいくつかのツイートに出てきている。オリジナリティと訴求力のある表現だと思う。
太陽自体が、チャンスだからね。
— 芦名勇舗 (@ASHINA_ashina) 2022年3月23日
人間界だけに留まらず、
動物界、そして銀河系にまで
チャンスを与えている。
それが太陽。
舐めちゃいけない。 https://t.co/tBUG3obidO
ただ抽象的な「太陽」というワードにとどまるのではなく、自然や他の生き物に波及するエネルギーまでひとつにして「太陽」というモチーフを捉えていることもうかがえる。
そういうスピリチュアリティはあまり得意ではないのだけど、でも芦名勇舗さんが言っているのであれば、なんかちょっと説得力を感じないといけないかもな、という気になる。
太陽……。😭