いまの3大「途中」

 

 ふだんは読み終わった本とか、行って帰ってきたスポットとか、食べ終わったごはんなど、すでに終わったことについて述べる回がこのブログでは多かった。なので心機一転、今回は「まだ今やってる途中のこと」をいくつか挙げていきたい。

 

いまの3大「途中」その1:BTSのメンバー、顔と名前を一致させる。

 いま精力的に取り組んでいるのが、「BTSのメンバーの顔と名前を憶える」ことである。まるで時代に追いつこうと必死なおじさんみたいだけど、必ずしもそうじゃなくて、やっぱりメンバーをおぼえるのって最初はちょっと苦労する、というのはけっこうBTSにわかファンあるあるみたいなんですよね。

 

 証拠にさまざまな覚え方記事が検索でヒットする。

 

 BTSのメンバーはけっこうMVごとにビジュアルが変わるのが大きな要因。覚える時にはMVよりはバラエティ番組を参照したほうがいい、という意見は有識者からいただいたが、「バラエティ番組まで追いかけるか?」というのはいまのところ僕のなかで議論があるので、……とりあえずMVでメンバーがわかるくらいには、顔・名前、あとできれば声をおぼえたいですね。9月中に。

 

 いまやってみたらこんな感じでした。意外と行けているように見えるかもしれないですが、確信をもって判別できたのはRMのみ。精進します。

 

いまの3大「途中」その2:リルケ『マルテの手記』

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今朝は天気のよい、秋らしい朝だった。ぼくはチュイルリー公園を通っていった。東に向いているものはすべて、陽に当たり、まぶしく輝いていた。照らされたものには明るい灰色のカーテンのような霧がかかっている。霧の晴れない庭園の中では、灰色の中の灰色の塊となって、銅像がひなたぼっこしていた。細長い花壇では一つ一つの花が起き上がり、びっくりしたような声で「赤」と言っていた。

 とても有名な文学作品、『マルテの手記』を読みはじめたがとても面白いので毎日ちょっとずつ読み進めるのを楽しみにしている。物語や大きな意図があるわけではなく、つらつらと書かれた散文が脈絡なく続いている…、けどその文章が面白くていくらでも読んでいられる、というタイプの作品である。

 

ぼくはカルパッチオについての論文を書いたが、ひどい出来だった。それから、間違った主題をあいまいな手法で示そうとする、「結婚」という戯曲を書いた。それから詩。ああ、でも詩は、早い時期に書くと、あまりにもうまくいかないのだ。詩を書くのは待った方がいい。意義のある話や甘いエピソードを一生、それもできるだけ長生きしながら集めて、そして人生の最後に、もしかしたらいい文章が十行ほど書けるのかもしれない。

 面白い。ストーリー忘れちゃうからはやく読まなきゃ、とか考えなくてもいいのがいい。日常系アニメが満たすニーズとおなじものを満たしてくれますね。

 

いまの3大「途中」その3:アニメをいくつか見る

バカとテストと召喚獣 | アニメ動画見放題 | dアニメストア

 弟に「お前もそろそろいろんなアニメ見たほうがいいよ」と言われたので、「レクチャーを受けながら弟がおすすめする名作アニメを第1話だけ見て、僕が個人的に続きを見るかどうか判断する」という回を長くやっていた。

 「小林さんちのメイドラゴン」「ココロコネクト」「ノーゲーム・ノーライフ」……、などなど、そうそうたるアニメを見ていったのだが、個人的にお気に入りだったのが、バカとテストと召喚獣Angel Beats!、……とあとギリやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

 

 とくに「バカとテストと召喚獣」はけっこう面白かった。あらすじを聞いて「暗殺教室」から暗殺要素を抜いた、「勉強してコンプレックスを乗り越えていく」みたいな人間ドラマになるのかなとか思っていたら、全く違った。*1

 映像を見る面白さ*2みたいなのも感じられて、これは「見よう!」と思った。そして実際にいま3話まで見ました。面白い。

 

 「AB」と「やは俺」も観ます。*3

*1:テニスの王子様」のブームでテニスブームが起きたみたいに、「バカテス」を見て多くのオタクが鉛筆を握ったんじゃないか? みたいなことをはじめに弟に聞いたのだが「一切ない」と言われた。

*2:TVアニメとかTVドラマにはこれがまったくないことも珍しくない。

*3:ここ数年「ない略し方」を自分の中では個人的にする、というのにはまっている。けど最近乃木坂ファンの友達が多いところでうっかり、平手友梨奈のことを「ひらゆり」(自分の中で個人的にしていた、平手友梨奈のない略し方)と呼んでしまって、怒られたので止めたほうがいいか検討中である。