ミックスナッツ、お酒のおつまみやちょっとしたおやつにとても良いですよね。おつまみだと塩を振っているのが好きな人とそうじゃない人がけっこうくっきり、から揚げレモンくらい別れている印象があります。塩を振っていないのが好きな人は振っているのが好きな人を若干下に見ている傾向もありますね。
そんなミックスナッツに入っているナッツを、僕が好きな順にランキングにしたので、良かったら見ていただければ。
1位 カシューナッツ
子供のころは好きじゃなかったんだけど、最近はもうカシュー1強という心持である。脂肪分を感じるまろやかな味と、ミルクのようなやさしい香り、かすかな甘み。ミックスナッツのなかにまぎれたご褒美って感じのナッツです、僕にとって。
2位 アーモンド
シンプルな味ながら存在感のある肉厚、パリッとした食感のこのナッツを忘れるわけにはいかないでしょう、2位である。
てきとうに見ずに皿に手を入れて、つまんだのがアーモンドだったときの安心感はすごいですよね。サッカーでいうならボールを失わないボランチ、バンドでいうなら安心感のあるベース、飛行機でいったら翼のような存在と言っていいだろう。
3位 ピスタチオ
皮をむくアトラクション扱いをされることも多いけど*1、じっさい皮をむいたあとに残る豆も、おまけじゃなくて普通においしいですよね。おもちゃ付きお菓子で例えるなら、おまけのラムネではなくおもちゃのほうだと言っていいだろう。
ただ殻を置いとく場所が必要なのとなんか色が緑で気持ち悪いのでそこまで順位は伸びず、3位となった。
4位 ピーナッツ
豆としてそこまで悪い味ではないのだけど、どうしてもミックスナッツに入っていると地味……、という印象である。おなじ集団のなかの落ち着いているやつポジションのアーモンドには安心感があるのに、ピーナッツには感じられないのはなぜなのだろうか。
というか、ピーナッツが入ってない製品も多いです。僕が食品会社の開発部だったとしても、積極的には入れないと思う。4位。
5位 クルミ
ここからは「ふざけるな」のゾーンに入ってくる。クルミはまず形が気持ち悪いうえに、とくに味においしさもなく、香りもなく、あるのはぬちゃっとした気持ち悪い食感だけである。食べたあとカスが口のなかに残るのも最低だ。5位です。
6位 ジャイアントコーン
クルミはギリたまにつまんで口に入ってくるのは、たまにならまあいいかなあ、味の多様性のひとつだなあ、という気がするときもあるんですが、ジャイアントコーン、お前はどうしたいんだ?
ジャイアントコーンが嫌いとか、いなくなって欲しいとか言いたいわけじゃなくて、本当にお前はここでなにがしたい? なにか辛いことでもあったのか? それを一回聞いてから判断したい。
主に南米のアンデス地方(ペルー・ボリビア・チリ)で食用とされる。現地ではチョクロ(choclo)と呼ばれている。スープに入れたり、肉料理などの添え物として用いられ、極めて庶民的な食材である。柔らかく融かしたチーズやヤホァ(サルサ)を付けて食べることも多い。
こういうふうに食べるとおいしいのかも。食べてみたいです。
*1:子供のころは父親が晩酌するピスタチオの皮だけ嬉々として僕がむいていた。