2022年1月26日
あなたのwordleはどこから？ ……僕はベン・メイブリーさん*1のツイートから。
ぱっと見かけてやってみたのが「wordle 213」――正解となる単語はproxy*2の回からだったのだけど、いざはじめてみたら周りの人もみんなやっていてびっくりしたのを覚えている。眼鏡をかけ始めたら周囲に眼鏡の人がたくさんいることに気づくとか、パチンコをはじめたら街にパチンコ屋がたくさんあることに気づくとか、そういうたぐいのやつである。
僕はおもいつく楽しさのあるクイズが好きで、また「語」も好きなのでこのパズルにはとてもはまってしまった。
世間では最大の情報量が得られる初手wordだったり、サーチをかけるときに有用な単語だったりが解析されて、セオリーが固まりつつあるが、それを無視して適当にいれたワードでも十分楽しめるのがすごくいいゲームだと思う。正解は同じなのに、ひとによって「AとIの母音を使わず、Sから始まって語のどこかにCを含む5文字の単語は？」とか「母音Oが真ん中にあって、SFTKNPの各子音を使わずに作れる単語は？」みたいな、べつのクイズになるのもとても美しいと思う。ひとりの人間のあいだでも、トライを重ねるたびにヒントが増えていって違うクイズになるのでなるべく引き延ばして答えたいと思っちゃうくらいだ。
インターフェイスも洗練されていてきれいですね。
2022年1月27日
最近はなるべくパネルをめくらずに、――究極、灰色のネガティブヒントだけを頼りにワードを一発正解することを目標としている。人生で立てているほかのものと同様、運と実力、……そして賭けに出る勇気が1：1：1くらいの比率で必要とされるいい目標だと思う。
僕の勘では、「語」やクイズに特別関心がないけど流行っているからやっている、って感じの人がそろそろ離脱していくと思うので、逆張りでやってなかったけど単語を思いつくのが好きってかたなどはチャンスですよ、今が参入の。
2022年1月28日
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*1:イングランド出身・大阪在住のサッカー解説者・ジャーナリスト。流暢な日本語で報道情報をふんだんに交えながらする解説で人気です。なんとなくだけど、僕の応援しているトッテナム・ホットスパーの試合を担当していることがちょっと多いような気がする。
*2:尻の2文字がこのゲームのシステム的にいれるのに勇気のいるアルファベットなので回答のときには緊張したが、そのぶんパネルが緑色にめくれ上がったときの気持ちよさはとびきりだった。
