伝説の早稲田王…

 

又聞きのおもしろ話ください

 早稲田大学には「早稲田王」という、総合的に考慮して一番「王」にふさわしい早稲田大学の学生を決めるイベントがあるらしい。

 

 いろいろ予選とかがあって、最終的には学祭のステージの上で競技をやって早稲田王を決めるらしいのだけど、その年の最終決戦が「ゲテ物食い競争」だった。

 用意されたゲテ物は、なんと、生のウーパールーパー。ファイナリストのふたりは勇気をもってウーパールーパーをがぶがぶ食っていくんだけど、途中一人が耐えきれなくてその場で嘔吐してしまって、「あ、これで勝負ありか…」と客席が思った瞬間、もうひとりの競技者が突然その隣の人が吐いたウーパールーパーを地面に這いつくばって全部食べて、ついでに自分の分も全部食べて、そのままその年の早稲田王になった。

 

 ……という話を聞いたことがあって、それがすごく好きで、そんな事実が実際にあったのかはあえて調べていない。

 

小説、詩、短歌…もしくはもっと幅広く含んだ書き物のジャンルの中で自分の思う得意不得意は?

 いままでの人生で書き物をしたなかで一番手ごたえがあったのは、国語の現代文の問題で、提示された4ページくらいの文章を100文字以上120文字以下で要約するものです。ほかには、(英語の能力を問題にしないのであれば)指定された英語の文章を日本語に訳す、って書きものとか。

 

 伝えるべき内容が明確に決まっていて、それを適切な構造の文章で、なるべく過不足ない字数で書く、……みたいな課題がなんというか一番燃えるんですよね。ある程度正解はあるし、そのうえでちょっとしたところに工夫を凝らす余地があり、その工夫が大きくクオリティに反映される。そういう性質が非常に良い。

 

 不得意なのは詩や短歌や小説、ブログのような、ちょっとした創意が求められてそれが仕上がりに大きく影響するジャンルでしょうか。

 

落ち込んだ時おいしいものを食べて元気出そう!という方法は食べ物に興味のあまりない人にとっては効果がなさそうですが、soudaiさんは落ち込んだ時どうやって元気だしますか?

 あまり僕は自分の気分に、なんらかの方法を使って介入することが好きじゃないです。

 合理性だったり、信仰だったり、信念だったり好き嫌いだったり、だれしも自分のなかに王を戴いていると思いますが、僕にとってはそれが気分で、ほっとくと他人に迷惑を掛けそうなときなどはそれこそおいしいものを食べたり買い物をしたり、体操をしたり誰かとしゃべったりスマートドラッグを飲んだりしてなんとかします*1が、そうじゃないときは、まあ気分がそうなら仕方ないかなって感じです。

 

 むしろ、落ち込んでいるときしかできないさまざまなことを試して楽しむのが好きですね。夜の8時まで眠り続けるとか、財布に入ってるお金をごみ箱に捨てるとか、これまでの人生をひとつずつ後悔していくとか、死ぬときに最後に言う言葉を考えるとか、自分で痛い目にあうとか。

 落ち込むというのは良くて、べつにあえて元気を出さなくてもけっこう楽しい、と個人的には思います。

 

 最近、ブログがピンチなので、もしなにかネタをあげてもいいよ、とか、こういうことしたり書いたりしたらこっちとしては面白いよ、あとはたんに感想あげますよって人がいたらぜひお願いします。

*1:僕の王様は気分ですけど、その気分もまた他人というさらに上の王様に使える領主に過ぎないので……。