同郷の方ということもあって、まずは親近感というところから入ってしまうのだけど、沖縄発!沖縄の魅力を伝えるご当地バーチャルYouTuber、根間ういさんの動画はそれ以上にけっこう面白くていろいろと見て回った。
「簡単なアイキャッチ→ネタ振り→キャラのひとことコメント」という、中堅VTuberによくある、まあまずはSNSフレンドリーなこういうことをして、マスに見つからないとね、って感じの動画なのですけれど、僕はすでに同郷ボーナスで好感を持っており、非常に好意的に見れてしまう。
沖縄のキャラづけはそこまで無理をしていない。あまりに沖縄押しをされちゃうと、ネイティブとしてはすこし引いてしまうところもあるのだけど、そこが自然体なのがうれしい。僕らの世代が頑張って背伸びして話せるぎりぎりの沖縄方言という感じ。
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この「意味わかんない」の言いかたとか、とても沖縄のひとって感じの言いかたで、こういうイントネーションや声を東京で聞くとなんだか泣きそうになる。なんで俺はこんなところにいるんだろう。
パーソナリティもとても魅力的。基本的に立ち位置が前のめりで、声に元気がある。見ていて嫌にならない程度に理不尽な目にあわされているのだけれど、その試練に対するスタンスがポジティブで良い。
「これは、萌え台詞なのか…?」とひとまず突っ込んだあと、「まあとりあえずやってみるね」となるのだけれど、この無や害のなかにも良さを見出して物事を前向きに薦めようとする姿勢が一貫していてとても好きです。こんな感じのノリが良くてだれからも好かれてる先輩地元にいたなあ。
「はじかさーするさ」ってところは、しに*1かわいくて死ぬかと思った。
「玉陵(たまうどぅん)を救いたい」はスレタイで吹いたwwwというやつだった。玉陵の県外での知名度って実際どうなんでしょうね。あいまいに那覇のアクセスいいところにあるのでバスツアーとかでついでに行くことも多いから、意外に知られているような気もしなくもない。
白い息が出る日はいまだに「はーっ」ってはしゃいでしまう。沖縄では年に1,2回、本当に寒い日しかならないですよね。
セブンイレブンへのあこがれはほんとうで(最近は沖縄にもセブンができた)、僕は高校時代の修学旅行でセブン行ったときのレシートをいまだに保存している。
これからも応援しています。
*1:沖縄でよく使われる強調の副詞。「てーげー」「うすまさ」「しに」「ばに」「やっけー」「でーじ」など、いろいろバリエーションがあって地域とか通ってる中学によってなにを使うか変わってくるのだけれど、「でーじ」は全員通じる共通語のようなイメージがある。