『ムーン・デラックス』 ほか

 

アイラミスト オリジナル・ピーテッド

アイラミストは、1922年マルガデイル卿生誕21年を祝い、アイラ島の個性的なブレンデッド・スコッチとして生まれました。多くの人々に重厚なイメージのシングルモルトラフロイグ」をキーモルトに、スペイサイドのシングルモルトとグレーン・ウィスキーをブレンドしています。

アイラミスト オリジナル ピーテッド

 というウィスキーを買いました。買うのは初めて、そして、たぶんですけど、メジャータイトルじゃないけどかといってそこまで格が高いわけでもない、という感じの銘柄なので、バーとかにもあんまり置いてないし出されるタイミングもあまりないんじゃないかな…、ということでおそらくひと口でも飲むのは人生で初めてのお酒である。

 

 「アイラ」とでかでか書いてあるので、アイラ系のスモーキーな味を期待するのですが、一口目から「?」という感じ。雑味というか、安酒味もかなりして、「おいしいです」とはならない。同じ値段でもっとおいしい酒がいくらでもありそうである。

 ただ、そういうコスパとか格を度外視して、なんか愛嬌みたいなものがありそうな気もしたのは事実なんですよね。逆張り性質のせいかな…、そうではなくあってほしいな。

 

『ムーン・デラックス』

ムーン・デラックス Amazon

 フレデリックバーセルミさんという人の書いた短編集『ムーン・デラックス』を読んでいました。海外文学好きな人はちょっと名前を見て「ん?」と思うかもしれませんが、その通りで、ドナルド・バーセルミの兄弟らしく、バーセルミ家にはもう一人作家の兄弟がいる作家一家みたいですね。

 

 作品は非常に淡白なスタイルで書かれていて、とくに来歴や人柄が描写されることのないプレーンな主人公が、複数人の登場人物と出会い、郊外的な匿名環境の中でいくつかイベントをこなし、とくに山も落ちもなく20ページくらいで終わる、という似通った作品がいくつも並んでいる。ちなみにけっこうどの作品も面白いです。

 

 まあ~、でも似たようなスタイル、いわゆるミニマリズムで書く作家というのはアメリカにはいくらでもいて、そのなかでもけっこうこちらのフレデリックバーセルミさんは評価されている*1人らしいが、たとえばほかの人と比べて具体的に何が?というのはちょっと今回の読書ではわかりませんでした。面白いのはもちろん面白いではあるのですが……。

 

さらば青春の光Official Youtube Channel

【連絡禁止鬼ルール】2時間以内にAマッソの居場所を突き止めて結婚御祝儀40万円渡すことができるのか!? - YouTube

 完全にビッグコンテンツなので今までなんどか見たことはあるのですが、続けて動画を見たことはなかった、さらば青春の光YouTubeにいまになってとてもはまって続けて流している。

 

 最初はなんとなく、スタッフとかも含めて全体的に漂う輩感がnot for meだなと思ったのだが、なんか慣れてくると、もちろんある程度は輩感あるんですが、その「輩界」では割としょぼくれている方だなという感じもあり、愛嬌のあるおじさんだなという視点でも見れるようになったというのがあるかもしれない。

 

 あと、東ブクロ! あんまり知らなくて、さらば青春の光って敏腕の森田がひとりで成り立たせているコンビなのかなとイメージで思ってたのですが、東ブクロ、めちゃくちゃ面白いですね。

 ワードとかじゃなくてドッキリにかけられた後とか理不尽な企画の前とかでふてくされてキレているのが抜群に面白くて好き。この属性はがーどまんがトップだと思っていたのだが、熾烈なつばぜり合いがありましたね。

 

 上のは見たやつではなく別にまだ見てない動画を貼ったので、この後は上の動画を見ようと思います。

*1:日本ではほとんど知られていないようである。