ゴロゴロほぐし塩 鮪
人の家に行ったのだが、その時僕の持ち物で、ちょうど読み終わっていた本を置いていくという話になり、その代わりとしてもらったのがこれである。まあ鮭フレークのマグロ版みたいなものですね。
これもそもそもまた別の人からのもらい物だったらしいが、よく考えると僕が置いていった本も元をたどれば(3年くらい前のだが)もらい物である。世界は循環しているんですね。
早速米を炊いてのせて食べてみたのだが、……う~んおいしいけど、鮭のほうがうまい気がする。どうも単体でご飯とあわせるには淡白なのである。
料理に使おうかなとも思ったが、多くの場合で油のあるツナ缶で良さそうなのでちょっともったいない。なんかぴったりのレシピあるかな…、と思って数日たったが、思いついたのはそのまま食べて酒のあてにするというソリューション。
これなら油のない意味があるし、ジャーキーみたいな食感を味わえるし、実際ご飯といっしょでは隠れていたツナの風味を感じておいしい。
ひと回りしていちばん簡単な食べかたにたどり着くのは、熱い。
洋邦問わず
メンヘラ彼女に捕囚されていて連絡が取れなくなっている友人から「このアルバム良かったよ」とラインが入っていた。折り返した結果、それに既読がつくことはなかったが、実際聞いてみるととても良かったです、キンモクセイのニューアルバム「洋邦問わず」。
全体的におしゃれポップス感がありつつも、アルバムの後半とか、曲の細かいところに、僕の愛している(いい意味で)ダサい歌謡曲のテイストがあり、追い続けているミュージシャンの新たな×いつもの一面という感じがあって、非常に楽しんだアルバムでした。
4曲目の「モラトリアムからサナトリウムまで」などびっくりしてしまったよな。でも音はおしゃれなんだけど、くしゃみの曲とか歌詞が垢ぬけなさ過ぎていいんだよな~。そしてどの曲にも思わず顔を上げてしまうようなはっとするメロディーがある。
「洋邦問わず」というのは僕は初めて聞いたのだけど、検索してみたところ音楽とか映画ファンはたまに使うこともある言葉らしい。ワードとしては、使われるタイミングなどをイメージしてみると(そして「洋」が先に来るところなど)非常にしゃらくさいけど、それを、逆にアルバムタイトルにするのはなかなか味があってよいでした。
YouTubeベストビデオ
【第12回】YouTubeベストビデオ100 -2024年-
これも複数の友人から同時多発的におすすめされたものである。僕はよく知らないのですが、どうもYouTubeを知り尽くしたYouTubeのコアユーザーが、その年のベストビデオ100を決めて、それを編集してつなげて流しているという動画*1である。
最初ちょっと見てみたんですが、コアすぎて、家でひとりで流していると若干怖いんですよね*2。かといって、電車などの公共の場で流していても、僕は怖くないですがのぞき込んだ人はこんな動画を見ている僕の存在も含めてかなり怖いと思う。
というわけで弟と一緒に見たのですが、最終的にはdopeなコンテンツでした。ランキング終盤になるにつれて、まだ浅いYouTube歴でも良さがわかるような動画が混じるようになっていき、ふつうに笑えたりする瞬間もあるのが流れとして良かった。