愛してるLa La Love You

 

 「La La Love You」というスペインのラブラブ・ポップ・パンクバンドが昔からとても好きである。

 

 証拠もあるぞ。たぶんだけど夜の4時にしてますねこのツイートは*1

 

 「La La Love You」をまたぶり返して聞いているのは、比較的最近リリースされたこちらの新曲をちょっとした機会があって聞いたから。昔聞いていたアルバムの曲よりかなり洗練されていて、……その点はそこまで好みではないのだけど、でもサビの前で「ビッグバン!」っていうところとからは、僕の好きだった「La La Love You」のフィーリングが残っていて、涙がこぼれ落ちてしまった。男子にあるまじき振る舞い。*2

 

 もともと好きだったのは例えばこういう曲である。このブログを見ているなかには、こういう曲はもうまったく受けつけない、というハードボイルドなかたもけっこういるかもしれない。受けつかないとまではいかずとも、いちど目はへえって聞くけどまあ2度目は聞かない、そんなかたはさらに多いでしょう。

 でも僕の人生には……! 糖度150、難しいフレーバーなし、……シンプルなフレーズだけで構成される勢いのあるこんな曲が、僕の人生にとっては必須だったんです。

 

 直訳すれば「ふたりのためのポップコーン」となるらしいこの曲も、サブスクサービスが擦り切れるくらい聴いた曲である。というかこのアルバムはすべて好き。ジャケットも最高ですよね。

 

 ビデオがある曲からは例えばこういうのを。こちらは動静の別がある分、先のふたつよりはちょっとスタンダードに聞こえるが、そのふつうの合間にこのバンドの甘みがきらりと光る瞬間がいくつもある。

 

 この曲はありえないくらい再生数が回っている……。僕があまり顧みていなかったどこかのタイミングで、ブレイクしたっぽいですね。だから個人的にもまた聞く機会に恵まれたのでしょう。世界のめぐり合いとLOVEに感謝。

 

 この曲とかはこういう一面もあったんだね…! と思っちゃうくらい音楽としても面白い。甘さはそのままにアイディアが加わって、バンドとしてとても幸せな時期を過ごしているように見える。

 

 って感じのバンドなので、僕とおなじ感性を持っている人がいれば、ぜひ愛してね、La La Love Youを。

*1:一回でも推敲を入れていたら仕方と無はひらがなにしますからね。

*2:最近非常に好きな文章 「はじめてのチュウ」の歌詞 - タイドプールにとり残されて