Muse - Time Is Running Out
100年ぶりにMuseを聞いているがわくわくしてしまう。いま見ると、……というか当時も、冷静によく見たらどう考えてもダサいのだけど、なんかそれを不問にしてしまうクサさのエネルギーがあったなと思う。どの曲も動と静があって、展開に迫力があって説得されちゃいますよね。
Clouds Across The Moon - RAH Band
タイムラインで見かけて「!」と思って聞きにいったらとても良かった曲。郷愁を誘うようなエレクトロ、……でも宇宙感もある、急ぎ過ぎない空白を生かした音づかいがいいですよね。
歌詞も読んでみたら、「火星に行った夫を恋しがる」というべたべたな内容の曲で最初はちょっと苦笑いしたんだけど、「Clouds Across The Moon」のタイトル回収が絶妙だったり、オチがけっこう切な衝撃的でとても印象に残った。
Kool & The Gang - Joanna (Official Music Video)
最近の僕の音楽聞き体験にいちばん欠かせないのがこの曲。音楽的には抑えめながら、最初からその抑えのなかから耐えきれず醸されてくる圧倒的な多幸感に毎回打ちひしがれる。サビも盛り上げ切るんじゃなくて、広がりのある夢見るようなフレーズなのが美しいです。24時間どのシチュエーションで流れてきてもいい。
近々で死んだら葬式で流してほしいな。
ジェニーハイ「ジェニーハイのテーマ」
番組の企画で野生爆弾のくっきー、川谷絵音、小籔千豊、新垣隆、tricotのボーカルの中嶋イッキュウで結成したバンドらしい。こちらはバンド感のない曲だけどほかの曲ではちゃんとバンドをしている。
僕はこの面子の中だとけっこう小籔千豊も川谷絵音も新垣隆も好きなので、自分をアピールしているラップをしているのを見ると、推せた。
サディスティック・ミカ・バンド - どんたく
お祭り騒ぎ! ……サディスティック・ミカ・バンド、アヴァンギャルドで攻撃的な音楽をやるグループだと(名前で)勝手に思っていたので、アルバムを聞いたときのギャップがすごでした。
そのなかでも一番気に入ったのがこの曲。仕事が終わったときなどにからっと聞く、というのが想定シチュエーションの曲なのだけど、「七日に一日は仕事もおやすみさ!」のところで(俺は7日に4日休んでるな……)となって個人的には申し訳ない気持ちになってしまう。
Of Monsters And Men - Little Talks
最後はふつうにこの神曲を聞いておしまいである。不穏なことを言っている男声、女声のボーカルがフォークなストリングスの合間に歌われるだけでとても満足だ。全世界で、YouTubeだけでも3億回聞かれている曲なので、聞いたことないという人はぜひ聞いてみて下さい。MVも面白いのでおすすめです。