この日にも書いたとおり、最近はBluejuiceの曲をよく聞いていて、その結果別のバンド(多分シーンとかが近しい関係にあるのだろう)The John Steel Singersがおすすめに出てくるようになり、……またこれもよいバンドだったのでしばらく聞いていた。
そうしたら、さらにまた別の動画が出てくるようになった。そしてそれは今までのよりはだいぶ剣呑な雰囲気だ。
🌈 - MUSIC VIDEO feat. Astolfo (Fan-Made) - YouTube
曲自体はさっきのThe John Steel Singersさんの「Rainbow Kraut」というものだが、曲名は虹の絵文字ひとつに短縮され、全編にわたってアストルフォがフィーチャーされる萌えミュージックビデオになっている。
チャンネルに飛んでみると、ほかにも投稿動画があって、たとえばこれ。かなりクオリティの高い「オタク・3Dアニメーション」を投稿しているアカウントらしい。コメント欄には日本語は見えない。キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!*1
僕はなにを隠そう、外国人が日本のアニメにかぶれて行っているクリエイションが、この世のなによりも好き。というわけで投稿元の「Crashsune Animation」の動画を見あさった。
すると、……「小林さんちのメイドラゴン」のエロ供給シーンを見ていたらFBIに突入されて死ぬオタク、という他愛のないネタ動画や、
文脈不明のショートコラージュ動画。(日本人オタクならオチでめっちゃ笑ってしまうと思う)
「スキップせずに最後まで見れるかな?」と概要欄で煽るわりには1分46秒とそんなに長いわけでもない、……ひたすら3D空間で梯子を上っていくコンセプチュアルな動画、と言ったものが投稿されていて、
その合間にアストルフォへの愛も表現。
Battle Tapes - In Too Deep (Official Music Video - Director's Cut) - YouTube
そして最後にはリーダーとして多くの人がかかわるプロジェクトを動かし、素晴らしい出来といっていいミュージックビデオを完成させている。
しかもこれ、Battle TapesってバンドのMADじゃなくてほんとうにオフィシャルPVなんですね……。だから、さっきの動画はディレクターズカットだったのか。
6年間にわたってぽつぽつと動画を上げているだけのチャンネルだが、その背後には継続的な熱意と、技術の研鑽があったのでしょう。こういうふうに地道にレベル上げをしている人を見ると、すごいなと思うし、勇気をもらえる。
日本ではまだ無名だと思いますが、ぜひみなさんCrashsune Animationに注目して! 作り続けることの大切さを僕は学びました。
最後にほんの最近投稿されたアストルフォを見ておやすみなさい。愛がひしひしと伝わってくる。
作者Crashsune AnimationのHPはこちら。Crashsune
*1:この顔文字については「キタ―――(゚∀゚)―――― !!とは (キターとは) [単語記事] - ニコニコ大百科」参照。