185!

 

 ハリー・ケインがトッテナムで185点目となるゴール⚽1️⃣8️⃣5️⃣。これが、「1つのクラブで決めた総ゴール数」のプレミアリーグ記録になったらしい。(これまでの1位はアグエロ

 

 同時にプレミアリーグ歴代得点数ランキングでも4位に浮上。上にはアラン・シアラールーニーアンディ・コールがいるだけである。

 

 いや~、誇らしい。選手の移籍・移り変わりというのもサッカーファンにとっては追いかける楽しみのひとつなのだけど、推しているクラブに「ワンクラブマン」がいて、その選手が記録を塗りかえていくのを見守るというのもとてもとてもいいことである。

 

 試合自体はかなりウルブスに上手く運ばれていた。中盤のインテンシティ不足はチェルシー戦からひきつづきだったし、それを無視できる一撃のクオリティがケインにもソンにも伴っていなかった。

 ただ、(幸運にも助けられたが)守備の最後のところの集中はできていて、おかげで90分かけて1点取ればいいゲームにできたのは良かったですね。最後はケインが1回マークを外してゲームセット。*1

 

 個人的マンオブマッチはエメルソン。あいかわらずボールを持っているときのわくわく感はないが、堅実な守備対応、ポジショニング、運動量、すべて良かったと思います。

 レーンを分けあってクルゼフスキをサポート、彼が気持ちよくプレーできるように必ずしているのはえらい! そのうえ後半からは中盤の開いている位置に進出して中央で回したボールを引き取る仕事もしていてそれも良かった。

 

 気になった選手はソン。1点先行してこちらは「いったん守備、同時に相手陣にスペースができてきてカウンター狙い」というソンが輝くシチュエーションになったあと、リシャーリソン投入のために下げられてしまった。

 これで今季3試合目となったがまだいまいち怖い選手にはなっておらず、シーズン開幕当初はクルゼフスキだと思われていた「リシャーリソンとのポジション争い、挑戦を受ける選手」の立場に立つのはしばらく彼になりそうな雰囲気である。

*1:ウルブス目線だと残酷な結果だが、こういう勝ちかたをドンドンしていかないと優勝争いとかはできないので、許してくれ!