みなさんは、自分になんらかの能力が発現したらまず最初になにをしますか? ……そう、まず「名前」を決めますよね。オリジナルのフレーズを考えてそれにしてもいいのだが、能力の名前には「元ネタ」があるとかなりかっこいい、ということはよくご存じかと思います。
というわけで今回は、僕がいつか自分のスタンド能力の名前にするためにストックしている曲名*1を、かいつまんでちょっとだけ公開しようと思います。
ストック#7:コンスタント・カンバセイションズ
スタンド能力の名前で大事なのは、……まずはかっこいい語感だと個人的には思っています。能力の内容とのつながりはなくていい、むしろびたびたにあるよりはまったくないほうがいいと思っている。
「Constant Conversations」はまず第一に頭韻を踏んでいるのがいいですよね。これだけで名前を唱えて、気持ちよくなれる。そしてある程度長く、存在感のあるワードだというのが素晴らしい。
カタカナに起こしたときにちょっと字面がもたついて感じるのは難ポイントではあるが……。
ストック#16:テレパシー/オーバードライブ
1個前では「コンスタント・カンバセイションズ」なんて、ちょっとおしゃれな、センスある感じのかっこいい名前にしてすみません。「テレパシー/オーバードライブ」、……こういう恥ずかしい感じのかっこいい名前でも、いいと思っています。
「/」という特殊文字が入っていることで、普通のモブとは違う、物語の大筋に関わってくる能力者だ、感が出るのもいいですよね。
でもさすがにかっこよすぎて自分で命名は無理だな。なんかこう、うまいこと、能力に目覚めた瞬間スタンドのほうから、「僕の名は、『テレパシー/オーバードライブ』……」って言ってくれないかな。
ストック#19:パロミタス・パラ・ドス
「ジョジョ」ではまだ出てきていないと思うけど、英語以外の外国語*2でいくのもかなりかっこいいと思うんですよね。これはたぶんスペイン語だと思うが意味はまったくわからない。でも語感がいいし、「ドス」が強そうじゃないですか。
ストック#36:オレンジ・ライミング・ディクショナリー
やっぱり、1個しか持てないスタンドなので、なるべく長い名前にしたい。それでかつ、ある程度音節数のある、でも日常的な言葉の組み合わせで、……というのが僕のスタンド名に懸ける美意識であり、そのひとつの終着点がこの名前だと思う。
「スタンド名」を大声で叫ぶときの爽快感は多少なくなるが、じわっと、渋みを込めて言うときのかっこよさは、スタンド名が長くなればなるほど増してくる。いいですよね。
「オレンジ色の押韻辞書」、意味もとても素敵である🤗。あ、すみません、自然と笑みが漏れてしまいました。このスタンド名のことを考えているといつもこうなってしまう。ごめんなさい。🤐
あまりスタンド名にはしたくない曲
ゴー!
「ゴー!」とかはちょっといやである……。「ラット」とか「クリーム」とか「サーフィス」とか、一音節一単語のスタンドは「ジョジョ」作中にもそこそこあるのだけど、あれ、ぜんぜんかっこ良くないと思う。思いませんか?
自分のスタンドがもし一音節だったら萎えてしまうだろう。どうしても必要なとき以外は使わないのではないか。
かっこよくて強いスタンドが身につきますように……。
*1:実際「ジョジョ」の本編では、スタンドの名前になるのは曲名だけではなく、ミュージシャン名やアルバムの名前になることも多い。びたびたに曲名なのはキラークイーンとか、マン・イン・ザ・ミラーとかチョコレイト・ディスコとか、わりと少数派である。
*2:日本語を一部含むスタンドはある。