僕は東海オンエアがとてもとても大好きなのですが、僕がどんなに東海オンエアが素晴らしいか、彼らの作品にどんなにすばらしい価値があるのか、いろいろ語っても、残念ながら、僕の友達はこれまであまり東海オンエアに好意的な反応は示してこなかった。
というとすこし語弊があり、もちろん僕なんかよりもずっと古参のファンなんかもいる友達界隈もあったりするのだけど、ほかの界隈ではちょっとオールドスクールなオタクやハイソサエティなインテリが多いということもあり、そのひとたちは東海オンエアといったフォークなテイストのYouTuberにはかなり否定的だったのである。
しかし、折を見つけてはなんどもさりげなく紹介しているうちに、オールドスクールなオタク友達のうち一人が、東海オンエアに興味を持ってくれて、しかも自分から動画を見てくれるようになって、僕はとてもうれしかった。とくに高名な「ヒカキン牛乳」の動画はとてもお気に召してくれたようで、過呼吸になりながら見てくれていた。持つべきものは、柔軟な心を持った、ものの良さがわかる友達ですね。
ドMの友達と通話しながら東海オンエアの鞭動画(https://t.co/XrGzYdf8cl)みてたらテンション上がった友達が、「ちょっと俺、どれぐらい痛いのか、ベルトで自分叩いてみていい?」と言っていきなり自分を叩いて通信越しに悲鳴を上げていたので、Mのひとってほんとすげえなと尊敬の念を新たにした。
— soudai (@kageboushi99m2) 2020年4月17日
東海オンエアといえばやはり企画の面白さで名をあげたYouTubeグループである。その辺の街なかや自宅で、思いつき一本で撮っていた黎明期の低予算時代から、岡崎市やその他企業の協力、潤沢な撮影予算でアイディアを最大限ブラッシュアップできる現在に至るまで、すべての作品が面白い。ひとを楽しませようというぶれない熱意、発想力において東海オンエアを越えるYouTuberはまだいないのではないだろうか。
「1500m牛丼」はそんな彼らの名刺であり、いまだに色あせていない。
「オンエアすごろく」ほどくだらない身内ノリの、なのに面白い動画はあるだろうか。この高校の同級生の雰囲気が懐かしくて、それを売り物にしてトップYouTuberになっているというサクセスストーリーがかっこよくてちょっと悔しい。本当に、どれだけ徳を積めばいいのか概算すらできないけれど、生まれ変わったらいつか東海オンエアになってみたい。
東海オンエアは面白くて、憧れてしまう夢のひと、というだけの存在ではない。またそれぞれのパーソナリティがとても魅力的で、応援してしまうんですね。有名になった人間は、どうしてもその人格面が、たくさんの様々な人たちのジャッジにさらされちゃうんですが、それを危なげもなく乗り切る、いいやつぞろいの東海オンエア。
とくにこの動画のとしみつを初めて見たときはびっくりして俺も泣きそうになってしまった。「あんま怒りたくないのに、と思って」ってなんだよ……。YouTuberとしてすごいとかじゃなくて、人間としてかっこよすぎる。こんな人間になりたい。