1.ハイウェイ
妻夫木聡の出演する映画のようなミュージックビデオに心を奪われたのが、くるりを聞きはじめるようになったきっかけだった。とつぜん無人で走り出していく車を不思議そうに見送る、っていう旅のイメージが素敵ですね。
2.さっきの女の子
セルフライナーノーツによると、「シャッフルの速いリズムと、くるりにしては珍しい、パンキッシュな意匠のロックンロールは、当時の私からして違和感の賜物でした。生まれるべくして生まれた異端児を、お蔵入りにしてしまいました」という曲らしい。
『thaw』セルフライナーノーツ|くるり official|note
3.ミレニアム
「絵日記の絵だけ描く」
4.everybody feels the same
「角栄が作った上越新幹線に乗ってスピーディーなタイムマシンは新潟へ向かう」
5.ロックンロール
個人的な青年期のテーマソングだった形跡があり、はがゆいことがあるたびにやたらと聞いていた。
#くるりの20曲 と題したプレイリストを作ってみた。我ながら選曲偏ってる。。もっとええ曲あるのに。。
— 岸田繁 (@Kishida_Qrl) 2020年3月26日
暇な人作ってみてください。優秀プレイリストには、岸田賞、佐藤賞、FF賞あげます(今思いつきで俺が決めた)。今から #thaw の マスタリングです。#くるりの20曲https://t.co/S5EGjVTPkQ
本人による選曲は当然だけどかなり過激である。
6.Tokyo OP
7.ふたつの世界
この2曲だけは過激な本人選曲と被っていて、ちょっとなんかうれしい。
8.京都の大学生
キャリアにおいてはおまけのおもちゃみたいな曲だと思うけど、不思議な格調がある。
9.ジュビリー JUBILEE
俺はどっちかというとジュビリーの話のほうがしたいのにみんなあまりにもブレーメンの話しかしないのでブレーメンを聞くのが怖くなってある時期から一切ブレーメンを聞いていない。
10.スロウダンス SLOWDANCE
一昔前のYouTubeに女子高生3人がつくったこの曲の自主製作PVがあって、出来が特別いいわけではなかったが、そんなこと関係なくなるくらいにエバーグリーンだった。思い出すたびに感動している。そしてもう二度と見ることはできないのでしょう。
11.ワールズエンド・スーパーノヴァ
なぜか突然最近フルバージョンのビデオが公開された。とくにアナウンスはないみたいだが、自宅待機支援なのだろうか。いま思うとタイトルがかっこよすぎて面白い。
12.青写真
良質な怖い話を読んだような気分になる、こわくて寂しい曲。
13.Liverty & Gravity
大学行ってちょっと離れ気味になっていたくるりをふたたび愛聴するきっかけになった曲。こういう要素過剰なものめちゃくちゃ好き。それに当時『重力と恩寵』とか『重力の虹』とかを読んでいて、重力にはまっていたのも大きかった。
14.虹色の天使
「僕は錆色の羽を ちぎって飛べなくなるかな」
15.青い空
「伸ばした髪は僕の目や耳を塞いでる」というのがかっこよすぎてそれに影響されて高2ぐらいのときはめちゃくちゃ髪を汚く伸ばしていたので、親戚全員に心配されていた。
16.アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK
ストリングスとギターやベースの絡みがかっこいいですことわ。
17.BIRTHDAY
もったいぶったイントロから開放的なポップソングはじまるのカタルシスがあって良い。誕生日にはひとりでよくこの曲を聴いていた。
18.ロックンロール・ハネムーン
クライマックス。
19.家出娘
20.赤い電車
途中はそれなりに迷ったけど、終わりはこの2曲で終わることに迷いはない。1曲目の「ハイウェイ」と合わせて、個人的にくるりは、旅のイメージが強いバンドなんですよね。