ポケットモンスターの新作が発売されるたびにストーリーのネタバレとか仕様の変更一覧とかその他関連記事を熟読して楽しんでいる。ポケモンという巨大で息の長いコンテンツが、数年に一度訪れる最新作に際して、自身にどのようなマイナーチェンジを施しているのか、あるいはどこを変わらない強みととらえて保持しているのか、それに対してファンダムはどのような反応を返しているのか、対戦環境などはどのように変化していく見込みなのか、そういうことを調べるのがとても好きなのである。
しかしそういうへんな興味を抜きにしても、もちろんふつうにポケモンは大好きなので、好きなポケモンというのがいる。もし僕がポケモンの世界に生まれたらぜひ一緒に冒険がしたい、ラブリーなポケモンたちを3匹セレクトしたので、ぜひ見ていってほしい。
1匹目:相棒ポジション
サトシでいうピカチュウ、ダイゴでいうメタグロスみたいな相棒ポジションにはぜひこのポケモンを連れたい。僕ははじめて見たときからこのポケモンが本当に好きだった。目がひとつおきに点と線になっていて、線のほうは眠っているように見えるのがかわいい。おそらく外敵を警戒して交互に睡眠をとっているのであろう。
あと軸がちょっと傾いているのもかわいい。宙に浮いているので、たぶん軸に沿って回したら簡単に回転するのではないか。冒険していて足が疲れたら切り株に座って、目の前に浮いているネンドールを地球儀みたいに回して、それをながめつつひとやすみがしたい。
2匹目:戦いで頼りになるアタッカー
その目が好きなだけでは? という感じがするんだけど本当にそのとおりだと思う。コイルもかわいくて好きなんですが、レアコイルは単純計算でコイルの3倍かわいいので選ばない理由はない。
調べてみると特攻の種族値が120あるので、そこまで弱いポケモンでもなさそう。
れんけつするとき 3びきのコイルののうも ひとつに れんけつする。 3ばい かしこくなりは しない。
ちなみに図鑑の説明文がこちら。頭の良さというのが、脳神経細胞の効率のいい連結というところと関係が深いことを考えると、3倍かしこくならないというのには納得感がある。
中国語では「三合一磁怪」と呼ぶらしい。物語の中盤くらいに出てきそうな、弱すぎるわけでもないけど、適度にスキがあってまあ強敵でもない、くらいの絶妙な敵妖怪感があって良い。
3匹目:旅のマスコット
オムナイトもそのビジュアルが非常に好みである。進化するとそうでもなくなってしまうので、ぜひそのまま育てていきたい。
性格は引っ込み思案なかんじだとなおよい。ほかのレアコイルとかネンドールがそばにいる場面だとなかなか殻のなかから出てきてくれなくて、周りにほかのポケモンがおらず、かつ気が向いたときだけ出てくる感じだとうれしい。で、10本の足で腕とか肩とかにしがみついてくれて、そのまま山道を歩いたりするんだけど、僕が構おうとすると引っ込んでいく感じだったら完璧ではないか。
レベルが上がったり、強い技を覚えたりする必要はない。育たなくてもいい。化石から復元されたばかりの、いつまでもLv5のありのままのオムナイトでいればいいのではないか、みたいなことを旅のなかでふと思う回みたいなのがあってほしい。