醤油階梯 1up
新年になってちょうどしょうゆも切れたところだったので、ふだん使うしょうゆを一段階高いものに切り替えてみることにした。それでスーパーで選んだのがこちら「本膳」という名前のものである。
ちなみに1個前は「下総醤油」というやつを使っていて、実際どれだけランクが上がったのかは不明だが、この「本膳」しょうゆ、(画像では裸だけど)なんか布みたいなのに包まれて販売されてて「格上です」感がすごかったんですよね。
で、食べてみて、おいしかった! 何がどううまいみたいな話は舌がよくないもんでできないんですが、しょうゆって新しいのにした瞬間というよりは、これのあとふつうの製品に戻した時に「あ~!」ってなるんですよね。知らぬ間に舌を肥えさせられて危険なのであまりハイグレードのものを買いすぎないようにはしているというライフハック。
23-24ラ・リーガ第19節 レアル・マドリーvsマジョルカ
【レアル・マドリード×マジョルカ|ハイライト】ラ・リーガ第19節|2023-24
ヴィニシウスが戻ってきた。守備時はなんとなく4-4-2で、攻撃時ミドルサードではヴィニシウスとロドリゴが大外をとり、モドリッチとベリンガムは内側に絞り10番ないし8番の仕事をする。もっと押し込むと右大外にはカルバハルが上がってきて、ロドリゴはサイドにとらわれず前線で自由にポジショニングする(あとモドリッチがすこしボールをもらいに下がり、一方バルベルデはボックス内へ侵入する機会を窺う位置につける)、といった形。
要は各選手、自分の持ち味がいちばん生かされる場所でプレーしてね、といった感じなのだが、だからこそなんでもできるベリンガムが隙間を埋めるみたいな役割になってしまっていてもったいないなと思った。
チームで一番うまくてなんでもできる選手を、中盤の組み立てで一回、ゴール前で一回決定的な仕事をさせる、という役割をあえて与えて、多少ほかの選手が窮屈になっても頑張ってもらう、そんなべリンガムシステムはやっぱり奇妙だったけど理にかなっていたんだなあと感じる一戦でした。
試合自体はリュディガーがコーナーキックを押し込んで1-0の勝利。内容がいまいちでも結果は残しました。こういうところリュディガーは信頼できる。
『特務 スペシャル・デューティー 日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史』
近代の日本のインテリジェンス部門、……つまり諜報、……つまりスパイ、と使う頻度が多い言葉に言い換えていくほどに本来の意味から離れてしまう感じはあるが、とにかく国家の安全保障に関する情報を収集したり分析したり活用したりする日本の体制がどのように変化してきたかについて解説する本でした。
この内容について僕はあんまり前提となるような基礎的な知識を持っておらず、その結果この本から得られるものもそんなに多くはなかった。でも、インテリジェンスはその件に関してどのように成功、あるいは失敗していたのかという、ある意味「裏」視点から描かれる日本近代史、みたいな読みごたえ*1があって面白かった。
あとこの内容について政治的な色がついていない記述的な文章を読むのはなかなか日本語では難しいところがあるので、それも貴重だな~と思った。自分の政治的な意見を作るうえでの参考になりました。面白かったですよ。おすすめ。