短歌 52

 

寝坊したけれど車は飛ばさずに たいせつなこと忘れず生きる

 

 

夏なので冷そうめんにしましょうか 暮らしの単位は2や3や7

 

 

雨の夜のヨドバシを出て天才にペンは一本だけあればいい

 

 

小指には小指の役目おまんこにひとさし指を差しいれるとき

 

 

僕もただ「既読」を見つめることがあり寂しがるのも集中力です

 

 

僕たちの卵を割る作業の音を当事者以外が聞くこともある

 

 

もうずっと氷が溶けていく感じ今いる友とつき合っていく