「お前抑揚のないメロディ大好きだよな」とつい先日弟に言われ、これで人生で同内容のことを違う場所で違うシチュエーションで違う関係性で、計7人に言われたことになった。個別の「好き」ではなく、「好き」の系統まで見破られちゃうとたとえ親しい相手だとはいえ恥ずかしくなってしまいますね。
なので、この僕の「抑揚のないメロディ大好き」を終わりにして、またべつのだれにも知られていない「好き」を開拓していきたい。これから紹介するのは、たった今日まで僕が好きだったけど明日以降はそうでもない、抑揚のないメロディを持つ曲たちです。
僕の周囲のひとはみんな大好きで、無数に進められるのだけどいまいちハマりどころがわかってないバンド「ミツメ」。……しかしこの「揚」を抑えたサビのメロディーをもつこの曲だけはほんとうに一回聞いたときから生理的に大好きで、せっかく曲は抑えているのにこっちはハジケあがってしまうほどである。
これもサビのメロディー、とくに2回目にかぶせてくる「はじめっから汚れちまってる~」というフレーズが出てくるたびにその場で回転してしまう。せっかく曲は抑えているのにね。
これも「♪サンダー・オンリー・ハプンス・ウェニット・レイニング」のところで「ヤッター!!」ってなります。この曲の場合はサビをけっこう引っ張るので、ずらしの気持ちよさもひとしお。
くくりの性質上そうなるのはしかたないが、今日はYouTube埋め込みの下に書いてある文章はだいたい全部同じです。
The Strokesの「12:51」はとても好きな曲なのだが、時刻の部分が毎回思い出せず、YouTubeとかで聞きたいときには一回「(ランダムの時刻) ストロークス 曲」みたいな感じで検索するというひと手間を挟んでいるのでたるい。*1
「千年紀末に降る雪は」この曲もサビに入るか?って盛り上がりのあとにきれいな旋律をひとつ入れてから入るサビの入りのフレーズで、ちょー抑えるから! すごく脳内の物質が出ます。*2あとはその部分の歌詞もかっこいいのがいいですね。
「その部分」だけでいうといちばん好きな歌詞は、諸説あるとは思いますが僕は「遅れてここに来たその訳さえ言わない」と「君が待つのは世界のよい子の手紙」の一騎打ちで、……僅差で「君が待つのは世界のよい子の手紙」です!