プラウダウォッカは甘い味

 

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 「プラウダ」のエスプレッソフレーバーを飲んでいるところだ。「プラウダ*1という銘柄のウォッカエスプレッソ風味エディションである。

 

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 茨城県に「大洗町」という、「ガールズ&パンツァー」の聖地があって、そこに旅行していたときに買ったものである。大洗の町では、いろいろなお店に「ガルパン」キャラのパネルが立ててあって、お店によっては、自分のお店の「看板娘」になっているキャラにちなんだ商品を売っていたりする。

 

 ……「プラウダ」というウォッカは、ノンナとカチューシャのいる酒屋さんが、そういうちょっとしたグッズとして売っているお酒なのでした。けっこう日本では珍しいウォッカらしく、2016年くらいに行ったときは「オタクたちのために頑張って独自のルートで輸入しているんだよ」と酒屋のおっちゃんは言っていた。

 いまは通販などで買えるっぽいが、通販で買ってもガルパングッズという気分にはちょっとならないでしょう……。とつぜん町にやってきたオタクたちのためにご厚意で輸入している「プラウダウォッカだからこそ、心を打つアイテムになるのだ。

 

 2016年に買ったときのはしゃぎかたはこんな感じ。……そうそう、このころと比べてグレードアップしている点として、やっぱりノンナを思わせる黒色の「エスプレッソ」バージョンが店頭に並んだのがある。

 

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 エスプレッソと並べてみると、通常バージョンはまるでカチューシャのように見えてくる。じつはこの酒店だけ、大洗で唯一、キャラのパネルがふたつ置いてあるのだ。ガルパンにはいろいろなカップリングがあるが、こんな特別扱い*2を受けているのはこのふたりだけである。

 キモオタを隠さずに言えば、これはすごいことなのである。このふたりが大洗でもいっしょにいられて、本当に良かった……😭😭。*3

 

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 味としては苦みがきいていてちょっと上品になったカルーアという感じ。ちょっと酒好きとっては甘いので、牛乳で割ることをまず考えたけど、デザート感覚でちびちび飲むんだったらこれでもいいかなという感じだ。

 

 通常版のほうはふつうにウォッカなので、酒好きにはうれしいが、一般の聖地巡礼客にとってはちょっと持て余すかな……、という感じの商品ではあった。こっちはちょっとずつ飲んでいけるいいお土産になると思います。プラウダ推しのガルパンファンは、ぜひ大洗でお求めを。

*1:ロシア語で「真実」という意味。ソ連共産党の機関紙の名前として使われていたので、数あるロシア語のなかでも濃く「共産党」「ソ連」を香り立たせるワードである。

*2:もともとノンナはべつのお店にいたのだが、そこが商売をたたんでしまったので、それならとカチューシャのお店がパネルを引き受けた、という話を聞いたことがある。

*3:見苦しい真似をしました。以後、キモオタは一生隠して生きていきます。