これまで取った統計

 

 ツイッターには統計を取る機能がある。これがけっこうおもしろくて、知りたいと思ったことがあったらなんとなく気軽にアンケートを取ってしまうようになった。もし、僕のアンケートに過去回答してくださったかたがいたらありがとうございます。

 

 しかし、本当になんとなく気軽にやっているので、とったアンケートに対してこれはこうだろうというような考察をしたり、どういう知的好奇心が背景にあったかなどの説明をしたことはなかった。いまはせっかくブログがあるので、過去取ったアンケートを振り返ってみたいと思う。

 

 これはけっこう知りたかった。ツイッターでアンケートを取るときには、いままで特に話題になっていなかったけど、言われてみればたしかに気になるようなことを聞く、ということを目指しているのだけど、これはかなりその理想に近いのではないか。

 これも、ある程度物心ついてからのことに絞っているのか、あるいはそれ以前も含めているのか、回答者の心構え次第で意味合いは変わってくるが、なかなか面白い結果だったなあと思う。

 

 あれ、なんか僕は絶対に1杯じゃ足りないんじゃないかっていう本能的な恐れがあって(実際1杯だけ入れてみるとぜんぜん足りるんだけど)、2,3杯入れてしまうのが常だったし、絶対全員そうだと思っていたのでちょっと意外な結果だった。1杯:それ以上で2:8くらいの比になるのではないかと思っていました。

 

 図形を上下逆さまに書け、と言われたときに「上下を区切る中心線に対する上下反転」あるいは「中心点を基準とする(対象平面内での)180°回転」のうちどちらをするのか、ということが知りたくて聞いてみたアンケートでした。意外と割れているのが面白い。

 「上下逆さま」という文言を文字通りにとると前者になると思うんだけど、実際のEを目の前にイメージしてそれをひっくり返す身体的な動作をイメージすると後者になりがちなのではないか、という仮説がある。

 

 

 こういう仮定の話を使って他人の直感を測定することがたまにあり、でも、仮定の話に対してどれだけ正しく直感が働くのかなと思うことがある。*1たとえばまったくおなじ出来事Aに対して直感的に思うことは、Aが実際に起きていたときとAが仮定の話だったときで変わる可能性があるんじゃないでしょうか? どう思いますか?

 

 

*1:実際にその状況に置かれた場合に働く直感と、その状況を仮定したときに働く直感がおなじであることを正しいと表現するのが妥当であればの話だが。