自分のBig 5

 

 性格診断が好きなのでじつはタイムラインに流れてくる「○○診断! あなたは○○タイプ! シェアしてね!」みたいなやつは実際全部「あなたもやってみよう!」のリンクをクリックしている。ただやるだけではなく結果はしっかりと読みこんでいる。自分の性格を知って参考にしたいなにごとかがあるというわけではなく、単純に、自分の性格について書かれたテクストを読むのが好き、みたいなところがある。

 が、実生活において他人から性格について評定を下されるときというのは、十中八九目上の人から怒られるときなので、なかなかその評価を楽しむということは難しい。目上の人とは違って、性格診断は基本的にはやさしい言葉をかけてくれるのでうれしい。性格診断が、大好き!

 

 IBMが提供しているPersonality Insightsというサービスがあり、本来は法人がマーケティングなどを行うときに活用するものだと思われるが、このページでは個人でちょっとしたデモを体験することができる。

 

 アンケートに回答する方式ではなく、診断に使うのは、自分の生み出したテキストデータである。そこから単語を拾いだし、それをもとに評価を下す。日記や創作物など、テキストデータがあるならそれを直接貼り付けることもできるが、過去のツイートから分析してくれる機能もあるので、Twitterを使うのがいちばんお手軽だと思われる。

 

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 僕のツイートからは67148単語が分析され、非常に確度の高い結果が得られた。Big 5は上記の通りである。記述問題を解いているみたいなつらい気持ちになるのでBig 5がなにかということを僕から説明することはできない。各自勝手に調べてほしい。

 ここで%の数字は、集団のなかでどのくらいの立ち位置にいるかということを示している。知的好奇心(Openness)の100%というのは、僕が世界中で上位1%以内(0.5%かもしれないが)の知的好奇心を持っていることを示している。まあそうだと思う。

 外向性82%もなんとなくわかる。しかし、誠実性59%はちょっと高く出過ぎているような気がする。

 

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 各項目をクリックするとその内訳を展開することができる。一番下の情動性というのが意味不明だったのでマウスオーバーしてみると「情緒的応答性;自分の感情についての認識。」と出てきた。僕は瀬田宗次郎とおなじで、喜怒哀楽の楽以外の感情を持っていないが、おそらくそのあたりが低い情動性として解釈されたのではないか。

 

 

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 もうひとつくらい見ておくか、と思ったら衝撃的な結果が出た。謙虚さ0%!?!? 嘘だろ。

 …たしかに、個人的には、自信のない振る舞いをして心配されたり、暗に周囲の介入を求めたりするのが好みではないこともあって、人まえでは実際よりだいぶ過剰に自信ありげな振る舞いをすることが多い。けど、0%は駄目じゃない? 日本社会ではあってはならない数値だと思う。

 

 これは改善すべきなので改善していきたいと思います。とりあえず、謙虚さを心掛けて生活し、3か月後には15%くらいまで数値を戻せるようにしたい。