海外サッカーしか見ていないWOWOW。
それももったいないし、なんか見るかな、と思っため見はじめたのがこの葉加瀬太郎のライブ、葉加瀬太郎 コンサートツアー 2023「THE SHOW TIME」だったのだが、入りがこういうけっこう低めのモチベーションだったにもかかわらず2時間非常に楽しんで聞くことができた。
あんまり葉加瀬太郎のことは知らなかったのですが、どの曲もクラシックというよりはポップで聞きやすく、非常に良いバンドのアンサンブルで聞けて楽しかったです。
音楽の内容と同じくらい印象に残ったのがライブの箸休めのお楽しみアトラクション。客席から一人、ステージに上がって葉加瀬太郎にバイオリンを教えてもらうというもので、わざわざ分数楽器までステージに用意し「大人から子供まで、初心者でも大歓迎ですよ。体験したい人は、挙手してください!」とあおったにもかかわらず、すべてやらせ*1で、壇上に上がってきたのがこの男。最上峰行(もがみたかゆき)さんという人である。
今日は葉加瀬太郎さんのレコーディング。素敵な楽曲の数々にオーボエソロも沢山。有難うございました!
— 最上峰行 Takayuki MOGAMI オーボエ奏者 (@mogami_oboe) 2022年1月31日
※春ツアーに向けて更に寄せようと努力しております。是非会場に足をお運び下さい!https://t.co/PUQRs5xR6l pic.twitter.com/jsmJn51Abm
どうも「葉加瀬太郎にめちゃくちゃ似ている」ということで葉加瀬太郎と親交のあるひとらしく、この方本人もプロのオーボエ奏者である。
ただバイオリンは完全に初見らしく、葉加瀬太郎に教えてもらいながら、なんとかたどたどしく音を出せるくらいになっていた。……ということでスポットライトの照らす壇上には、バイオリンを持った葉加瀬太郎がふたりいて、ひとりはぎこちない手つきで弓を動かしているという、寝てるときたまたま見てもだれにも言わないであろう夢みたいな光景を見ることができた。
眠っているサブスクを有効活用するというのは、消費社会のルールの下で生きるしかないしがない一般現代人の我々でも手軽に積むことができる福徳である。チャンピオンズリーグファイナル(or敗退。最速で本日敗退する可能性がある)まで、時間とモチベを見つけながら、もう何ライブか見れるといいなと思いました。