2024-02-19 短歌 81 豆苗の伸びる速さで一日は流れ今年も出す休職届 鞄には氷砂糖のお土産があって水中、スクリュー回る 映画にはこの世にはいないひとばかり出てて君に会いたくなる夜 病んだ貝生け簀に沈みこの次もきっとこの店でやる飲み会だ 2年前残して帰ったジン今も揮発しつづけるあなたの部屋で 通話しながらご飯を作る夕暮れに どんなアドバイスもうけいれる