短歌 74

 

怪獣は傷つけばすぐにきえていく 8bitの悲鳴を上げて

 

 

大人にな… 老けかたにもいろいろあって夢を見たくて飲むヤクルト1000

 

 

逆光はすばらしいので逆光の写真ばかりを撮る姪七つ

 

 

きらきらとごみ捨ての夜 ひとりずつ厚着になってく秋のぼくたち

 

 

ある夜中測ってみたら狂いなく3分だった砂時計は

 

 

離れても友達なんて離れてくあなたのほうから言うことじゃない

 

 

昼休みPC室は暗かった ゲームの中のほんとの悲しみ