短歌 71

 

オートバイいい額になりはつなつの変化していく自分を楽しむ

 

 

大雨の真夜中きみと打ち上がるはずだったものを見た河川敷

 

 

通り過ぎるコインランドリーズ 運転手のための曲につぎからはした

 

 

雨の日に雨を理由に家にいる 詩と写真の本写真だけ読む

 

 

隠しても見たい子供は見るだろうそれぞれの股に公園ひとつ

 

 

つよく身を離さない貝、汁にいてどの月もすぐに終わってしまう

 

 

気持ちいい速度が出てる 喧嘩して頭を冷やしに乗る自転車で