短歌 65

 

星はとってもとおいからいみもなくみつめてもいいきよしこの夜

 

 

文章をだれかに大事にしてもらうためにあるらし本というもの

 

 

客引きは去り際俺に謝罪して新宿俺は一人になった

 

 

君といる観光ホテルで表面は塩味のする林檎の朝だ

 

 

靴ひもに時間をかける 玄関でひとり立ちのすべを学ぶのだ

 

 

自撮りツーショすぐすませて買いに行く 麦茶と麦茶じゃないなにかを